先週書き損じたことなのですが・・・。
去年の9月に公開された
「The Magnificent Seven マグニフィセント・セブン」が
テレビの映画専門チャンネルに初登場。

それに先立って、
元になった1960年製作の「荒野の七人」も
放送されました。

子供の頃スティーブ・マクイーンが大好きだった私なぞ、
「マグニフィセント・・・」よりもこっちの方に魅かれるわけで・・・。
当然のことながら、新旧2作の見比べになりました。
旧作の方は、
カッコいい人がとことんカッコよく描かれていて、
当時の大スター各々に華を持たせた映画ですね。
リーダー役のユル・ブリンナーは当時40歳くらいでしたが、
あとの6人は20代後半~30代でした。
なのに、最近の俳優さんよりも貫禄がある!
若いのに出てくるだけで存在感がドーン!と。
ふっと微笑む口元で周りがほわ~っと和むあの威力。
泥だらけになっても血だらけになってもカッコいい・・・。
スターですよ、星ですよ。
一般人の手が届かないお星様の存在。
残念だけどね、
デンゼル・ワシントンにもイーサン・ホークにも、
年齢は旧作の主人公たちよりずっと上だけど、
あの華やかな貫禄はなかったです。
新作のアクションは、やはり撮影技術の違いでしょうか、
大掛かりで派手。
現実的に描いている割には、あまり惨たらしくならず見やすかったです。
が、旧作の方は最近のCGを使えるものに比べ、
とても生々しかったり、逆にとてもクッサいスタントだったり。
あんまりたくさん馬が転ばされるので、可哀相になりました。
物語の大筋は同じですが、
旧作の方が、あちこちに「クスッ」と笑える場面や
人間同士のふれあいや温かみが伝わる脚本で、
一癖も二癖もある七人のガンマンなのに、
それぞれどこか人を惹きつける魅力を持っていて、
自然と応援したくなるんですね~。
ま、大スターを集めているのだから、
嫌われるような演出はダメですよね(笑)。
新作は、勧善懲悪物語一直線!な描き方で、
ワルはとってもワル。イヤ~なヤツなの!
その上人数もすっごく多い(怒)。
いいもんの方も旧作よりももっとずっと人間臭くて、
彼らの人柄はあまり描かれず、
彼らそれぞれの戦い方の方に重きが置かれていたように感じました。
そのせいか、いいもんなんだけど
あまり感情移入ができなかったです。
新作も旧作に劣らず面白かったけれど、
私個人的には、やっぱり
豪華絢爛な若手スターの集まった旧作
の方が映画っぽくて楽しかったです。
それにしても・・・。
どーして邦題が「マグニフィセント・セブン」なのさ?
英語をカタカナで書き換えただけなんて、
めっちゃ手抜き~!
新作の原題が旧作そのままなんだから、
邦題だって「荒野の七人」でいいじゃん。
1960年に「The Magnificent Seven」を
「荒野の七人」と命名した人は
素晴らしいセンスの持主ですよね。
小さな村を守るために、
広い荒野を舞台にたった7人が奮闘する物語ですもん。
そのままでありながらロマンも感じられるタイトル。
昔の洋画についた邦題は、
どれも趣があって良かったなぁ~・・・。
去年の9月に公開された
「The Magnificent Seven マグニフィセント・セブン」が
テレビの映画専門チャンネルに初登場。

それに先立って、
元になった1960年製作の「荒野の七人」も
放送されました。

子供の頃スティーブ・マクイーンが大好きだった私なぞ、
「マグニフィセント・・・」よりもこっちの方に魅かれるわけで・・・。
当然のことながら、新旧2作の見比べになりました。
旧作の方は、
カッコいい人がとことんカッコよく描かれていて、
当時の大スター各々に華を持たせた映画ですね。
リーダー役のユル・ブリンナーは当時40歳くらいでしたが、
あとの6人は20代後半~30代でした。
なのに、最近の俳優さんよりも貫禄がある!
若いのに出てくるだけで存在感がドーン!と。
ふっと微笑む口元で周りがほわ~っと和むあの威力。
泥だらけになっても血だらけになってもカッコいい・・・。
スターですよ、星ですよ。
一般人の手が届かないお星様の存在。
残念だけどね、
デンゼル・ワシントンにもイーサン・ホークにも、
年齢は旧作の主人公たちよりずっと上だけど、
あの華やかな貫禄はなかったです。
新作のアクションは、やはり撮影技術の違いでしょうか、
大掛かりで派手。
現実的に描いている割には、あまり惨たらしくならず見やすかったです。
が、旧作の方は最近のCGを使えるものに比べ、
とても生々しかったり、逆にとてもクッサいスタントだったり。
あんまりたくさん馬が転ばされるので、可哀相になりました。
物語の大筋は同じですが、
旧作の方が、あちこちに「クスッ」と笑える場面や
人間同士のふれあいや温かみが伝わる脚本で、
一癖も二癖もある七人のガンマンなのに、
それぞれどこか人を惹きつける魅力を持っていて、
自然と応援したくなるんですね~。
ま、大スターを集めているのだから、
嫌われるような演出はダメですよね(笑)。
新作は、勧善懲悪物語一直線!な描き方で、
ワルはとってもワル。イヤ~なヤツなの!
その上人数もすっごく多い(怒)。
いいもんの方も旧作よりももっとずっと人間臭くて、
彼らの人柄はあまり描かれず、
彼らそれぞれの戦い方の方に重きが置かれていたように感じました。
そのせいか、いいもんなんだけど
あまり感情移入ができなかったです。
新作も旧作に劣らず面白かったけれど、
私個人的には、やっぱり
豪華絢爛な若手スターの集まった旧作
の方が映画っぽくて楽しかったです。
それにしても・・・。
どーして邦題が「マグニフィセント・セブン」なのさ?
英語をカタカナで書き換えただけなんて、
めっちゃ手抜き~!
新作の原題が旧作そのままなんだから、
邦題だって「荒野の七人」でいいじゃん。
1960年に「The Magnificent Seven」を
「荒野の七人」と命名した人は
素晴らしいセンスの持主ですよね。
小さな村を守るために、
広い荒野を舞台にたった7人が奮闘する物語ですもん。
そのままでありながらロマンも感じられるタイトル。
昔の洋画についた邦題は、
どれも趣があって良かったなぁ~・・・。

スポンサーサイト