行きたくない・・・

金曜日は、
ステロイド注射以来１０日ぶりの
フィジオセラピーの日でした。




日を遡ること、注射の直前の日は、
今までの鍼治療ではなくて、

カリームが私の肩を抑えて、
肘から曲げた腕を動かしながら、
肩関節を柔らかくするというものでした。

何しろ、肩関節の痛みはなくても、
動かす方向や角度によっては、
二の腕がとんでもなく痛むので動かせない
というのが、この凍結肩の厄介な部分。



その腕をムリヤリ動かそうとするので、
悲鳴も出ないくらい痛いです。

ごめんなさい、すみません、
あることないことぜ～んぶ吐いちゃう、
仲間も仲間じゃない人も全部売っちゃうから許して～！
ってくらい、拷問のような治療でした。


痛むのを解っていて施術するのですから、
カリームも
「Ｓｏｒｒｙ，　ｓｏｒｒｙ．」
と言いながらです。



でもこっちとしては、
Ｓｏｒｒｙって言われたって絶対許してやんねーっ！！
って気分。

もしもそこにわら人形でも転がってたら、
空いている元気な右手で
カリームがいつも使ってる鍼を
ブスブスブスブスありったけ刺して
呪ってたかもしれない（笑）。


それくらい、痛かったです。





が、ノドモトすぎれば熱さ忘れる。


ステロイド注射の効果が少し感じられて、
多少なりとも以前よりは
肩関節が動くようになって、

このまま楽になるのかなぁ～♪

などと脳天気になっていたのですが、


金曜日に私の顔を見たカリームは、
「今日もストレッチね。」



脳天気、一天にわかに掻き曇る・・・。





前回同様、
眉を寄せ、顔をゆがめて、
声にならない悲鳴を上げながら、

隣のベッドのおばちゃんに
「Ｏｈ，　ｐｏｏｒ　ｇｉｒｌ・・・」
ってスリラー映画の残虐シーンでも
見ているような顔されながら、

何とか正気で生還したのでありました。




もう、ホントに、マジで、
行かなくてすむものなら、行きたくないです。



でも、これを我慢してやり過ごさなければ、
私の肩は２度と万歳できない
それどころか、好きな水泳だってできないんだから

と自分に言い聞かせております。



元はと言えば、自分。
腱鞘炎を甘く見ていたた自分。
五十肩をきっちり治療しなかった自分。
筋トレの後に充分なストレッチをしなかった自分。

何のこたぁない、
身から出た錆、自縄自縛、自業自得。

恨むんなら自分を恨め・・・です（泣）。




四十肩・五十肩に罹患されている方がいらしたら、
今のうちですよ、今のうち！

凍結肩になってしまう前に、
そんなに痛くない治療法で済む間に、
きちんと治されることを切実にお薦めいたします。