猫に負ける・・・

午前８時半。
今日も元気いっぱいなリロです。

庭へ出たかったのですが、
裏の公園にはお散歩ワンちゃん。

内弁慶なリロは、
外に出られない鬱憤と
朝食後の持て余したエネルギーを
家の中で発散することに決めました。



ズドドドドッ、ズドドドドッ、ズザザーーッ！
ズドドドドッ、ズドドドドッ、ズザザーーッ！

カーペットを蹴飛ばして、
玄関と居間を全力疾走すること数回。

さらに、方向転換で立ち止まるたびに
「うわぁ～ぉ！にあぁ～ぉ！！」の雄叫び。


こりゃ、お嬢、うるさいよ。
まだ兄ちゃんたち寝てるんだから。


お母さんの声なんか聞こえな～い！
ぜんっぜん聞こえな～い！




すると今度は

ズドドドドドドッ！！

と階段を駆け上がって



ヒラリッ！


で、ドヤ顔↓



降りなさい。

「やだもん。」



やだじゃないわよ、降りなさいったら。



「や～なもんはや～だもぉ～ん。」


あ、こりゃ、ポトスにちょっかい出さないで！
またひっくり返されたら困る。



捕獲しに私が階段へ向かおうとしたら、
お転婆娘は、棚に跳び移った・・・。





「もう手摺じゃないからいいじゃん。
　どれが美味しそうかな～♪　フンフン♪」



手摺だの棚だのって問題じゃないのよね。
ポトスの鉢を落とされるのが困るの。
あんた、何度もやらかしてるじゃん。
その度に掃除たいへんなんだかんねっ。

ほれ、いいから
早く降りておくんなったら。




「んじゃさ・・・



お母さん、遊んでくれる？」



ええーっ！？
もう今朝の分遊んだじゃんかぁ。
もっと羽、振れってのぉ？




しかし、ポトスの鉢には代えられない・・・。

わかった、遊んだるから降りといで。



私がついさっきも遊んでやった
羽じゃらしを手にしたら、
即行・・・↓



「やたっ！」




何だか最近、
まんまと猫の思う壺。

どんどんリロのペースに巻き込まれていくような気がしています・・・。