カルガリーの移民援助団体で
日本語・トルコ語・英語の
ボランティア通訳・翻訳を始めて十余年になります。
英語英文科を出てはいますが、
プロの資格は持っていません。
それでも必要としていただけるので、
ボランティアという名目で
お勉強させてもらっているというのが実状です。
この頃は長くやっているせいか、
翻訳そのものではなく、
すでに他のボランティアが翻訳されたものを
推敲・校正するお役目を仰せつかることが多くなっています。
おかげで、他の方の翻訳を読んでいると、
おおっ、こういう言葉があったか!
とか
こんな訳し方もあるんだね!
などと、目からウロコがぼろぼろ落ちます。
そんな風にたいていは、
原本と翻訳をつき合わせて
ふむふむ・・・と確認するだけで済むのですが、
たま~に、ホントに間違いがあったりするので、
やはり細心の注意を払わないとなりません。
さて、昨日(水曜日)の夕方依頼のあった推敲・校正は、
締め切りが明日(金曜日)の午前中。
かなり急を要する依頼だけど、
どうせ「ふむふむ・・・」だけで終わるだろうからと、
引き受けました。
まず送られてきた翻訳に目を通したら、
あ・・・れ・・・れ?
日本語の文章が途切れ途切れだったり、
誤字や脱字があるので辻褄が合わなかったり・・・。
何じゃ、こりゃ?
原本を確認しようと一目見たら・・・!!!
ぜんっぜん違うじゃないかっ!?
ちょっと我が目を疑いました。
だって、原本とはまるでかけはなれたフォーマットになってるんだもの。
これはありえません。
移民援助団体からは、
「フォーマットはできる限り原本に忠実であること」
と言われているはずなのですから。
途切れた文章は、
どうやらワードの使い方に問題がある様子。
フォーマットを変えてしまったせいで、
図形をムリヤリ入れたら文章が途切れ、
文字が飛んでしまったみたいです。
そこをまず訂正しないで提出するなんて、
翻訳者としてはちょっと考えられないけど・・・。
んじゃ、これを全部直す・・・ということは、
ほぼほぼ全部新たに翻訳すること・・・か?
わぁぁぁぁ~っ!
何が「ふむふむ・・・」で終わるんだよぉ~(泣)。
終わんないよぉぉぉ~(大泣き)。
どういう因果か、
この書類に限って、
実際、文章・図形・線引きが
ものすごっく複雑にたくさん使われていて、
文字のフォントもあちこちで変わるという
とんでもないフォーマット・・・。
遣り甲斐があり過ぎだよ・・・。
先に翻訳された方の、
誤字・脱字や間違いのない部分は
そのまま活かしつつ、
フォーマット建て直しにチャレンジ!
昨晩から始めて
つい1時間ほど前(午後9時近く)まで、
次男の送迎と食事の支度と食事以外は、
猫にどんなにニャーニャー付きまとわれても、
足にタックルされても、
ずーーーーーっとコンピューターに張り付いてました。
肩こるわ、腰はきしんでくるわ、目はショボショボしてくるわ・・・。
守秘義務があるので、
出来上がりをお見せできないのがとっても残念っ!
だって~
原本そっくりそのまま日本語にしてやった!
自画自賛モード全開の出来だったのですよ。
今回は、本当に珍しいケースでした。
きっとね、
ともかく複雑極まりない書類だったから、
一旦翻訳し終えたら精根尽き果てて、
もう見直しすらしたくなくなっちゃったんだよね。
何か、解る。その気持ち。
でもね、
ホントに、
原本に忠実に
ガッツリ仕上げることができると、
もんのすごぉーい達成感があじわえるんだよぉーーーーーっ!
だから、
次回は頑張ってね!

日本語・トルコ語・英語の
ボランティア通訳・翻訳を始めて十余年になります。
英語英文科を出てはいますが、
プロの資格は持っていません。
それでも必要としていただけるので、
ボランティアという名目で
お勉強させてもらっているというのが実状です。
この頃は長くやっているせいか、
翻訳そのものではなく、
すでに他のボランティアが翻訳されたものを
推敲・校正するお役目を仰せつかることが多くなっています。
おかげで、他の方の翻訳を読んでいると、
おおっ、こういう言葉があったか!
とか
こんな訳し方もあるんだね!
などと、目からウロコがぼろぼろ落ちます。
そんな風にたいていは、
原本と翻訳をつき合わせて
ふむふむ・・・と確認するだけで済むのですが、
たま~に、ホントに間違いがあったりするので、
やはり細心の注意を払わないとなりません。
さて、昨日(水曜日)の夕方依頼のあった推敲・校正は、
締め切りが明日(金曜日)の午前中。
かなり急を要する依頼だけど、
どうせ「ふむふむ・・・」だけで終わるだろうからと、
引き受けました。
まず送られてきた翻訳に目を通したら、
あ・・・れ・・・れ?
日本語の文章が途切れ途切れだったり、
誤字や脱字があるので辻褄が合わなかったり・・・。
何じゃ、こりゃ?
原本を確認しようと一目見たら・・・!!!
ぜんっぜん違うじゃないかっ!?
ちょっと我が目を疑いました。
だって、原本とはまるでかけはなれたフォーマットになってるんだもの。
これはありえません。
移民援助団体からは、
「フォーマットはできる限り原本に忠実であること」
と言われているはずなのですから。
途切れた文章は、
どうやらワードの使い方に問題がある様子。
フォーマットを変えてしまったせいで、
図形をムリヤリ入れたら文章が途切れ、
文字が飛んでしまったみたいです。
そこをまず訂正しないで提出するなんて、
翻訳者としてはちょっと考えられないけど・・・。
んじゃ、これを全部直す・・・ということは、
ほぼほぼ全部新たに翻訳すること・・・か?
わぁぁぁぁ~っ!
何が「ふむふむ・・・」で終わるんだよぉ~(泣)。
終わんないよぉぉぉ~(大泣き)。
どういう因果か、
この書類に限って、
実際、文章・図形・線引きが
ものすごっく複雑にたくさん使われていて、
文字のフォントもあちこちで変わるという
とんでもないフォーマット・・・。
遣り甲斐があり過ぎだよ・・・。
先に翻訳された方の、
誤字・脱字や間違いのない部分は
そのまま活かしつつ、
フォーマット建て直しにチャレンジ!
昨晩から始めて
つい1時間ほど前(午後9時近く)まで、
次男の送迎と食事の支度と食事以外は、
猫にどんなにニャーニャー付きまとわれても、
足にタックルされても、
ずーーーーーっとコンピューターに張り付いてました。
肩こるわ、腰はきしんでくるわ、目はショボショボしてくるわ・・・。
守秘義務があるので、
出来上がりをお見せできないのがとっても残念っ!
だって~
原本そっくりそのまま日本語にしてやった!
自画自賛モード全開の出来だったのですよ。
今回は、本当に珍しいケースでした。
きっとね、
ともかく複雑極まりない書類だったから、
一旦翻訳し終えたら精根尽き果てて、
もう見直しすらしたくなくなっちゃったんだよね。
何か、解る。その気持ち。
でもね、
ホントに、
原本に忠実に
ガッツリ仕上げることができると、
もんのすごぉーい達成感があじわえるんだよぉーーーーーっ!
だから、
次回は頑張ってね!

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