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クラシック畑のニュー・イヤー・コンサートといえば、有名なのは日本でも(ここでも)テレビで中継されるウィーン・フィルのコンサートですね。ウィンナ・ワルツの本家本元ウィーンの音は、新年の幕開けにふさわしい華やかさ、軽やかさ。クラシック音楽というと尻込みしちゃう人でも、一曲一曲がそれほど長くなく、ワルツ以外にもポルカやマーチなど明るく遊び心もある曲が多いので、楽しめるのではないかと思います。

ウチでは3年前から、元日の午後は主人と二人で地元のオーケストラ、カルガリー・フィルのニュー・イヤー・コンサートに出掛けています。
主人、音楽は嫌いじゃないのですが、クラシックは(自分で言ったことはないけれど多分)私と出会うまで知らなかっただろうと思います。1~2曲くらい知っていたとしても、コンサートへ行くだの楽器を奏でるだのにまったく縁がなかったのは確か。
「好きな女性のためならば・・・」ってんでしょうね、結婚前も結婚後も第九などのコンサートやオペラも何度か付き合ってくれてましたけど、特に興味を示してたわけじゃないのも確かです。

それが、4年前にたまたま知人にチケットをもらったカルガリー・フィルの定期演奏会へ出掛けてから、何かが彼の琴線に触れたらしくて、次のシーズンから今年で3シーズン、カルガリー・フィルの定演サブスクライバーになっています。

カルガリー・フィルの定演には何種類かシリーズが組まれていて、もっともポピュラーな曲目ばかりを集めたマスターピース・シリーズとか、ポップソングやロックをオーケストラで楽しむシリーズとか、毎年テーマとなる国が変わるシリーズ(前シーズンはイタリア、今シーズンはフランス)とか、いろいろ趣向を凝らしています。
サブスクライバーのチケット予約は、シリーズ毎でもよしシリーズをまたいで好きな演目を選んでもよしと、融通が利くので、ウチでは後者、好きなものだけだいたい年間10回分予約しています。

前述のように主人はクラシック初心者ですから、定演の演目を選ぶのは私の仕事。初めてのシーズンには、マスターピース・シリーズを主軸にクラシック・ロック(レッド・ツェッペリンやイーグルスなど)プログラムやスタンダード・ジャズを取り入れたコンサートなど、主人がくたびれないもの飽きないものを選び、去年のシーズンではちょっとオペラものやブルックナー、マーラーなどにも手を出し、今シーズンはドボルザーク、ラフマニノフなど私の好みをちょっと多めに組み立てました。
それでいて、ポップス・シリーズではピンク・フロイドの曲を集めたプログラムやディズニーの「ファンタジア」を観ながらサウンドトラックを生演奏で聴くというプログラムなど、主人の行きたいコンサートもちゃんと入ってます。・・・というか、主人が演目を選ぶようになったのは、かなり進歩じゃないかと思います(笑)。だって、本当にクラシックのことは何にも知らなかったんですから。

そういう主人が、定演の演目の中で絶対に譲れないのが、そう「ニュー・イヤー・コンサート」なんです。
前述のごとく、優雅なワルツだけじゃなくて、パーカッションが派手に使われている「雷鳴と雷光」とか「トリッチ・トラッチ・ポルカ」、「ピツィカート・ポルカ」など、元気があって軽快な曲も入っているので楽しいんですよね。それから、バレエ・ダンサーやポールルーム・ダンサーも華やかさを添えてくれるし、ソプラノとテノールもオペラ・アリアのように大仰でも長たらしくもない歌曲を披露してくれるから、全編飽きることがありませんし。

何より主人が大好きなのが、演目トリ、彼の数少ない昔から知ってる曲「美しく青きドナウ」。そして大トリで観客も一緒に手拍子で参加できるインタラクティブな「ラデツキー行進曲」なのです。
ラデツキーは楽しいですよね~♪ 何回聴いても何度手拍子しても、あの会場全体の一体感は楽しい。病みつくところなきにしもあらず・・・です。

そういうわけで、今年もラデツキーの手拍子をめっちゃ楽しんで帰ってきた次第。

写真は演奏後のカーテン・コールで。

カルガリー・フィル ニュー・イヤー・コンサートにて

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2015.01.01 Thu l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (5) l top

コメント

あけましておめでとうございます
ご無沙汰してます。
いつも母が伯母さんにお世話になってます。
日本に来た時に時間があれば、お会いしたいですね。その時を楽しみにしています。
では、皆様に宜しくお伝え下さい。
2015.01.02 Fri l 竹田龍磨. URL l 編集
ありがとう!
明けましておめでとうございます。
こちらこそすっかりご無沙汰していますが、ご家族皆さんお元気ですか?
叔母ちゃんにお世話になっているのは母の方です。街に出る用事など、
よくお付き合いいただいているようで、頼ってばかりです。
どうぞご家族でカナダへ遊びにいらしてください。いつでも大歓迎です。
2015.01.02 Fri l りんごかあさん. URL l 編集
カルガリーのニューイヤーコンサート服装は?
 突然失礼します。カルガリー2016年ニューイヤーコンサートに行くことになりました。それで服装ですが室内着、防寒着、ブーツ等についてお教えいただけませんか?寒さの見当がつかなくまた、ニューイヤーコンサートですのでフォーマル度はどの程度がよろしいのか、オーバーにブーツで中は厚手のもの?それとも薄手でもよろしいのか?数年行っておられるようですので宜しくご教示願います。
 偶然にツイッターを拝見し厚かましくも投稿させて頂きます。
2015.11.14 Sat l 越後のあねさ. URL l 編集
Re: カルガリーのニューイヤーコンサート服装は?
こんにちは!
カルガリーのニューイヤーコンサートにいらっしゃるとのこと、地元の人間としてはとても嬉しく思います。
きっと楽しんでいただけると思います。

気温や天候について確実なことは申し上げられませんが、その頃の日中最高気温は、極端に寒かったり暖かくなったりしなければ、氷点下2℃からプラスの2℃くらいの範囲だと想像してください。
外気温はそれくらいなので、この寒さに慣れていない方は絶対にコート(ここではやはりレザーが主流)は必要です。ブーツは中に着るものとのコーディネーション次第・・・でしょうか。
ジャック・シンガー・ホールの中は充分暖かいですから、防寒に十分なコートさえあれば、中に着るものは薄手でも大丈夫です。

ニューイヤーコンサートではありますが、ウィーンのように誰もが盛装するほど格式ばってはいません。もう、本当に自由です。肩出しのロングドレスの女性、タキシードの男性もいれば、いつもと変わらずジーンズにセーターの人もいたりします。大半は、男性はタイにジャケット、女性は華やかな色合いや柄行のワンピースやアンサンブル、あるいは、ラメ入りやシフォンのブラウス、チュニックにスカートやパンツ、レギンスを合わせたスタイルなどですね。
やはり普段のコンサートと違って、どこか新年の華やぎを感じられる服装の人が目立ちますが、基本、カルガリーはカウボーイの街でしゃっちょこばった気質ではありませんから、あまり心配されなくても良いですよ。

他にもお手伝いできることがあったら、ご遠慮なくまた書き込んでください。

コンサート、うんと楽しんでくださいね。
2015.11.14 Sat l りんごかあさん. URL l 編集
ありがとうございます
早速の回答ありがとうございます。

雰囲気がよ〜く伝わりなんとなくイメージが膨らんでまいりました。一段と楽しみになってまいりました。
あいにくレザーコートは持ち合わせていないので、雪国の冬に着ているカシミアコートに長ブーツ。インナーは華やかめのワンピースで楽しもうかと思います。寒さ対策としても大丈夫でしょうかね。
とても参考になりました。ありがとうございます。
うんと楽しみます。
2015.11.14 Sat l 越後のあねさ. URL l 編集

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