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ロサンゼルス空港から2時間半🛫ほど
曇り空の上を飛んで、
オレゴン州ポートランド空港に到着しました。


人も車も多かったロサンゼルス空港から来ると、
規模は大きいのにガラ~ンとしたポートランド空港は、
どこかカルガリー空港に似た雰囲気。

空港内

飛行機が到着したときしか人気がない到着ロビー。

空港外

外に出ても、バスも車もすごく少なかったです。



ポートランドの3月は雨が多いそうで、
私の晴れ女パワーも効果なし・・・😔


それでもせっかく来たのだから!と、
友達に勧められた景勝地を巡る
「コロンビア渓谷半日バスツアー」に乗りました。



オレゴン州と北のワシントン州との州境になっている
コロンビア川沿いの風景は、またしても
カルガリーからバンフやジャスパーへ行く
カナディアンロッキーの中の景色によく似ていました


最初に立ち寄ったのは「マルトノマ滝」

マルトノマ


コロンビア渓谷で最も大きな滝だそうです。

落差が165m
真ん中にはポートランドの名士ベンソンさんの名を冠した
ベンソン・ブリッジがあります。

水量もすごいけれど、
水の透明さがまるで宝石のよう、
キラキラと輝く水面が美しかったです。



余談ですが、
私がこの滝を初めて見たのは
数年前のTVシリーズ「Grimm(グリム)」でした。

グリム

すごく好きだったのでDVD持ってます😆)


ポートランドが舞台の、
狼男やネズミ人間のような不思議な生き物と
人間との闘いを描いたドラマで、

ある日主人公の刑事が怪しいモノを追って
マルトノマ滝までやってきた
んです。

苔に覆われた岩や木々とその先に現れた怒涛の滝の風景
不穏と幻想が入り混じった物語にしっくりはまって
「なんて素敵な滝😍」
しっかりと記憶に残りました。

実際に行ったら、
テレビ画面で見て想像していたほど大きくはなかったけれど、
Grimmの世界そのままの幽遠な雰囲気は確かにあって
ゾクゾク
しちゃいました。




では、もとい。

ここは「ホーステイル滝」

ホーステイル滝

マルトノマ滝に比べたらうんと小さいけれど、
その形状が、ね。
馬のお尻としっぽに見えますよね🤣



上の二つの滝や
その他沿道にいくつもある小さな滝は
山の上の川から分かれて流れ落ちているそうですが、
次に立ち寄った「ラトゥーレル滝」は、
地下水が流れ出て出来た滝だそうです。

P Ratourell

「飲んでも大丈夫。
だってほら、僕こうして生きてるから~😁」

とガイドさんが笑っていました。

この滝もクリスタルのように透き通った
綺麗な水でした。



カナディアンロッキー周辺と似ていると書きましたが、
大きな違いは湿気でしょうね。

写真でも判るように
コロンビア渓谷沿いの木々も
切り立った岩肌でさえも、
苔に覆われている
んです。

それが、ホントに絨毯のように柔らかく、
鮮やかな緑色
をしていて、
目にも眩しいほどの美しさでした。


途中車窓からまたいくつか滝を見ながら、
ツアーの最後に寄ったのは
「ビスタハウス」という見晴台でした。

ビスタハウス東

ビスタハウスから東側の景色↑と西側

ビスタハウス西

対岸はワシントン州です。

霧雨の中出発したツアーの終盤に、
やっと雨が収まりました。




帰り道にツアーガイドさんが教えてくれた
ポートランドの景色が楽しめるレストラン
遅い昼食を摂りました。

ウィラメット川北方面

ポートランドを東西に分けるウィラメット川
30階から見下ろしています。

お天気が回復して青空が清々しい景色になりました。

ウィラメット川南方面

ウィラメット川には
2段になっていたり
歩行者と自転車専用だったりと、
全部で11の橋が架かっているそうです。

お天気と時間が許せば
これらの橋のふもとなど、
もっと市内のあちこちを歩きたかったです。
次回があるとしたら、
気候の良い夏に訪れたいなぁ~♪





人間の手で作られた
「世界で一番幸せな場所」で過ごした4日間

も充分楽しかったけれど、

人間の手の加わっていない
自然の作り出した風景と
肌にまとわりつくような
木々や雨の匂いの瑞々しさには
やはり勝てないよなぁ・・・


なんて感じた2日間でした。







お次は旅行中の「ところ変われば話」を・・・。






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2023.03.15 Wed l 旅行 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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