月一の朝マックの集まりで。
ルースが、
義妹メアリーがオレオレ詐欺に遭いそうになった話
をしてくれました。
以前ルースがオレオレ詐欺を回避したことを
(↑It's me! It's me! - 別ウィンドウで開きます)
もちろんメアリーもご存じ。
メアリーの下にかかってきた電話は・・・
「Hey grandma! It's me!(おばあちゃん、僕だよ!)」
その声は孫のボビーでした。
「あら、珍しいわね。どうかした?」
「実はねぇ・・・事故っちゃったんだ・・・。」
「えっ?あなた大丈夫なの?怪我はない?」
「あぁ、僕は何ともない。
けどぶつけた相手がね・・・。
それで、今すぐ6000ドル(60万円)必要になっちゃったんだ。
おばあちゃん、何とか工面してくれない?」」
「そりゃできなくはないけど、
私が用意しちゃってもいいのかしら?
お父さんとお母さんに相談したんでしょ?」
「まだ話してない。
だって、ほら、去年ちょっと揉めてからしばらく会ってないからさ。」
ん?・・・🤔
ここでメアリーは気がつきました。
やだ、声はそっくりだけど、
この子ボビーじゃないわ。
ボビーはついその前の週末
家族揃ってウチで食事をしたじゃない。
それに揉め事なんて聞いたこともない。
これがあのIt's me!詐欺なのね。
相手の目的が何なのか判ったら、
どんな手口でくるのか
一口乗ってやってみようじゃないの・・・😏
メアリーの好奇心が掻き立てられました。
「わかったわ。
じゃ、お金どうやって渡したらいい?」
「今、弁護士さんと一緒なんだけど、
彼が説明してくれるから、電話代わるね。」
偽ボビーに代わったのは、オッサンぽい声。
「弁護士の何某です。
この度のお孫さんの事故処理を担当しています。
つきましては、現時点でまず6000ドルかかりましてね。
私とお孫さんは先方との話合いがあるため
そちらへ伺えませんので、
私の秘書をお宅へ受取りにやりますから、
その者にお渡しください。」
「用意する時間をいただけますか?
えっと、1時間くらい?」
「承知いたしました。
では秘書を今から1時間後に、
そちらへ伺わせます。」
電話を切りました。
次にメアリーがしたのは、警察に電話。
「これこれこういう電話がありまして、
今から1時間後に受取りに来るんですけど。」
しばらくして警察官が二人
(1人は私服の婦警さん)がやってきました。
そして約束の時刻、
ピンポン♪した一応きちんとした身なりの若者は、
メアリーの娘のふりをした私服婦警さんとその同僚に、
あっさり現行犯で逮捕、連行されたそうです👏👏👏
ルースの時も「冷静だなぁ」と感心しちゃったんですが、
メアリーもこれまた冷静沈着、
その機転の利いた行動に感服です。
悪いことを考える輩は後を絶ちません。
事件に巻き込まれそうになったら
「落ち着くこと」が大事ですね。

…かかってきたら慌てずに・・・
ルースが、
義妹メアリーがオレオレ詐欺に遭いそうになった話
をしてくれました。
以前ルースがオレオレ詐欺を回避したことを
(↑It's me! It's me! - 別ウィンドウで開きます)
もちろんメアリーもご存じ。
メアリーの下にかかってきた電話は・・・
「Hey grandma! It's me!(おばあちゃん、僕だよ!)」
その声は孫のボビーでした。
「あら、珍しいわね。どうかした?」
「実はねぇ・・・事故っちゃったんだ・・・。」
「えっ?あなた大丈夫なの?怪我はない?」
「あぁ、僕は何ともない。
けどぶつけた相手がね・・・。
それで、今すぐ6000ドル(60万円)必要になっちゃったんだ。
おばあちゃん、何とか工面してくれない?」」
「そりゃできなくはないけど、
私が用意しちゃってもいいのかしら?
お父さんとお母さんに相談したんでしょ?」
「まだ話してない。
だって、ほら、去年ちょっと揉めてからしばらく会ってないからさ。」
ん?・・・🤔
ここでメアリーは気がつきました。
やだ、声はそっくりだけど、
この子ボビーじゃないわ。
ボビーはついその前の週末
家族揃ってウチで食事をしたじゃない。
それに揉め事なんて聞いたこともない。
これがあのIt's me!詐欺なのね。
相手の目的が何なのか判ったら、
どんな手口でくるのか
一口乗ってやってみようじゃないの・・・😏
メアリーの好奇心が掻き立てられました。
「わかったわ。
じゃ、お金どうやって渡したらいい?」
「今、弁護士さんと一緒なんだけど、
彼が説明してくれるから、電話代わるね。」
偽ボビーに代わったのは、オッサンぽい声。
「弁護士の何某です。
この度のお孫さんの事故処理を担当しています。
つきましては、現時点でまず6000ドルかかりましてね。
私とお孫さんは先方との話合いがあるため
そちらへ伺えませんので、
私の秘書をお宅へ受取りにやりますから、
その者にお渡しください。」
「用意する時間をいただけますか?
えっと、1時間くらい?」
「承知いたしました。
では秘書を今から1時間後に、
そちらへ伺わせます。」
電話を切りました。
次にメアリーがしたのは、警察に電話。
「これこれこういう電話がありまして、
今から1時間後に受取りに来るんですけど。」
しばらくして警察官が二人
(1人は私服の婦警さん)がやってきました。
そして約束の時刻、
ピンポン♪した一応きちんとした身なりの若者は、
メアリーの娘のふりをした私服婦警さんとその同僚に、
あっさり現行犯で逮捕、連行されたそうです👏👏👏
ルースの時も「冷静だなぁ」と感心しちゃったんですが、
メアリーもこれまた冷静沈着、
その機転の利いた行動に感服です。
悪いことを考える輩は後を絶ちません。
事件に巻き込まれそうになったら
「落ち着くこと」が大事ですね。

…かかってきたら慌てずに・・・

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オレオレ詐欺って日本特産じゃないんですね!世界中にあるんだ~。そして、メアリーさんの機転はすばらしい!
うちの実家も、自動録音の電話に替えました。「この電話は自動的に録音されます」というナレーションが流れます。犯罪抑止にはなりそうだけど、ビックリしたお友だちが話し出さずに切ってしまうという事象が多発…(笑)
実家の新しい電話の話、記事にしようと思うんですが、りんごかあさん様の記事もご紹介していいですか?私も含め、オレオレ詐欺って日本にしかないと思ってる人はけっこういると思うんです。きっと興味を持たれると思います。
ここらでオレオレ詐欺が目立つようになってきたのはここ数年のことです。
私もずっと日本の特産品だと思っていたので、「ここにも来たか・・・」って思いました。
きっと長い時間をかけて海を渡ってきたのかもしれませんねぇ。
でもまだ、ATMに誘い出す手口は聞いたことがなくて、耳にするのはルースやメアリーが遭遇した一番オーソドックスな方法の話ばかりです。
自動録音の電話があるんですか!? それはすごい!
悪者も「録音されたらヤバい」って思いますもんね。
悪くない人は、確かに、ちょっとビックリしちゃうかも~。
それから、私の投稿なんかでよろしければ、どうぞどうぞ、いっくらでもお使いください。
というか、紹介していただけるなんて嬉しいです! ありがとうございます!!
ぢょん子さんの記事、楽しみにしています。