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今日9月30日は「真実と和解の日」

真実と和解の日

新たに連邦政府によって制定された法定休日です。



今年の春にブリティッシュ・コロンビア州の
カムループス市にある先住民寄宿学校跡地から
215人の子供の遺骨が見つかりました




先住民寄宿学校は、
1800年代後期から最後の学校が閉鎖された1996年まで、
100年以上もの間、
先住民(インディアン)の子供たちに、
キリスト教的欧州的教育を施す目的
で、
カナダ政府の資金を得たキリスト教団体により
カナダ各地で建設・運営
されていました。


親や種族からムリヤリ引き離され
連れて来られたそこで
インディアンの言語も文化も
頭ごなしに否定
され打ち消され
名前までも西洋風に変えられた
年端もいかない子供たちは

寂しさと戸惑いに加えて
繰り返される罵倒や体罰によって
肉体的精神的に大きな傷を受けて育ちました。



先住民ではないカナダ人は
その非人道的な事実を知りながらずっと、
片方の眼はつぶったまま
でやり過ごしてきました。

215人の子供たちの小さな遺骨は、
両眼を開けざるを得ないほどの衝撃を与えた・・・


といったところだと思います。




ということで、毎年9月30日は、
そうした寄宿学校の犠牲者を悼み、
寄宿学校の真実に目を向け、
先住民族との和解を勧める日

と定められました。


ただし、連邦政府管轄機関は休業になるけれど、
州政府レベルの機関は州ごとの判断
アルバータ州は
「真実と和解の日」行事はあっても、
休日ではありません。




けれど、これを契機に
もっと積極的に先住民族について学び、
共存しやすい環境が整っていくといい

と思います。





付け加えておくと、
以前ここにも何度か書き込んだ
カナダのTVドラマ「アンという名の少女」
(↑アンという名の少女
の第3シーズンに、
アンとミクマク族という先住民少女との交流
が描かれています。

アンとカクウェット


アンの眼を通して
先住民とカナダ人の世界の隔絶
少女カクウェットら子供の親たちを甘言で騙し、
子供らを寄宿学校へ連れ去ったカナダ政府の横暴さ
暴露と言ってもよいほど強烈に表現していました。


興味があればNetflixでどうぞ。






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2021.09.30 Thu l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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