長男が言いました。
「お母さん、気がついてた?
しばらく飛行機の音が聞こえてないんだよ」
あ、言われてみれば、確かに静かだわ。
ウチの東の空は、
空港に着陸する便の通り道の一つです。
私は自分が乗っているときには必ず、
「ウチが見えるかな~♪」とウキウキしちゃいます。
で、ちゃんと見えます(アッと言う間に通り過ぎるけど)。
地上からは
まだ高度があるので轟音ではありませんが、
ジェットエンジンの音はボーッという程度に聞こえ、
飛行機のエンブレムもちゃんと目視できます。
朝晩のラッシュアワーには、
こんなに続けて飛んでって、空港は大丈夫?
と思うほど数分おきに通ります。
それが、今、なくなっちゃってるんですねぇ。
長男に指摘されたら、
それまで気にもならなかった静けさが、
何とも不穏な感覚を思い起こさせました。
2001年9月11日です。
当時私たちは今よりも
もっと空港に近い地域のアパートに暮らしていて、
ちょうど頭上を、すでに車輪を出している機体が
エンジン音を轟かせながら
空港へ向かって飛んでいくのが日常でした。
あのテロの日から数日、
全ての航空便が運休になり、
空は不気味に静まりかえっていました。
普段は騒音でしかない音でも、
それが当時の私たちの
日常生活を織り成す一つの音だった
というのにその時気づかされました。
航空便の運行が再開され
また轟音を引き摺る飛行機の姿を見たとき、
「あ~、うるさいな」と思いながらも
ホッとしたのを憶えています。
今は大幅間引き運行なので、
まったく飛んでいないわけではないのですが、
どうやら航路が変わっているのでしょうね、
ウチの東の空は静かです。
・・・と思っていたら、
昨晩11時過ぎのこと。
寝巻きに着替えて歯を磨いていると、
ゴォォォォォォォォォーーーッ!!
除雪車が列をなして通ったか!?
のような音が遠くから頭上を抜けていきました。
あ・・・
久しぶりの飛行機の音。
どこから誰を何を乗せてきたのやら・・・。
「飛んでたか・・・」
やはり少しホッとして床に就きました。
「お母さん、気がついてた?
しばらく飛行機の音が聞こえてないんだよ」
あ、言われてみれば、確かに静かだわ。
ウチの東の空は、
空港に着陸する便の通り道の一つです。
私は自分が乗っているときには必ず、
「ウチが見えるかな~♪」とウキウキしちゃいます。
で、ちゃんと見えます(アッと言う間に通り過ぎるけど)。
地上からは
まだ高度があるので轟音ではありませんが、
ジェットエンジンの音はボーッという程度に聞こえ、
飛行機のエンブレムもちゃんと目視できます。
朝晩のラッシュアワーには、
こんなに続けて飛んでって、空港は大丈夫?
と思うほど数分おきに通ります。
それが、今、なくなっちゃってるんですねぇ。
長男に指摘されたら、
それまで気にもならなかった静けさが、
何とも不穏な感覚を思い起こさせました。
2001年9月11日です。
当時私たちは今よりも
もっと空港に近い地域のアパートに暮らしていて、
ちょうど頭上を、すでに車輪を出している機体が
エンジン音を轟かせながら
空港へ向かって飛んでいくのが日常でした。
あのテロの日から数日、
全ての航空便が運休になり、
空は不気味に静まりかえっていました。
普段は騒音でしかない音でも、
それが当時の私たちの
日常生活を織り成す一つの音だった
というのにその時気づかされました。
航空便の運行が再開され
また轟音を引き摺る飛行機の姿を見たとき、
「あ~、うるさいな」と思いながらも
ホッとしたのを憶えています。
今は大幅間引き運行なので、
まったく飛んでいないわけではないのですが、
どうやら航路が変わっているのでしょうね、
ウチの東の空は静かです。
・・・と思っていたら、
昨晩11時過ぎのこと。
寝巻きに着替えて歯を磨いていると、
ゴォォォォォォォォォーーーッ!!
除雪車が列をなして通ったか!?
のような音が遠くから頭上を抜けていきました。
あ・・・
久しぶりの飛行機の音。
どこから誰を何を乗せてきたのやら・・・。
「飛んでたか・・・」
やはり少しホッとして床に就きました。

スポンサーサイト