夕食を摂りながら、長男が訊いてきました。
「日本で乗ったタクシーで、
運転手さんがかけてたCDの歌手、
誰だったか覚えてる?」
横浜駅から乗ったタクシーの運転手さんは、
多分私と同世代と思われました。
押し付けがましくない程度のボリュームで、
車内には歌謡曲が流れていました。
お天気の話や
私たちがカナダから来ていることなど、
いわゆるスモール・トークをしながらも、
時折起きる沈黙の間、
その流れてくる歌を聴いていて、
曲名はまったく知らないのですが、
どこか懐かしく聞き覚えのある声だと感じていました。
何度目かの沈黙のとき、
「あっ!」歌手の名前が浮かんできて、
思い切って運転手さんに尋ねてみました。
この声、昔聴いたことがあるような気がするんですけど、
もしかしたら、山口百恵さん、ですか?
「そ、百恵ちゃん!
私はねぇ、若い頃追っかけしたくらいの
大ファンなんですよ~。
LPレコードもCDも全部持ってます。
それも2枚っつね、聴く用とコレクション用の。
結婚する、引退するって時はもう、
すごいショックで大泣きしました~。
でもねぇ、友和には勝てないもんねぇ。」
照れ笑いしながら、
学校サボってあっちもこっちも、
コンサートに出掛けたこととか、
百恵ちゃんコレクションが膨大すぎると、
奥さんに捨てられそうになったことなど、
楽しそうに話してくれました。
私が運転手さんと、
懐かしい山口百恵さんの話に
花を咲かせている間、
長男は流れてくる彼女の歌声に
聞き入っていたのだそうです。
長男に馴染みのある、
アニメの主題歌などの歌手や、
最近流行りの日本の女性歌手にはない、
低目で落ち着いた雰囲気を持ち、
柔らかく伸びのある声が、
とても新鮮に聞こえたと言います。
長男、どうやるのかは知りませんが、
ネットで百恵ちゃんの曲を探すって、
頑張ってました。
私は百恵ちゃんのファンでも何でもなかったけれど、
40年近くも経った今、
子供が私の世代の音楽に興味を持っている
というのが、
何だかすごく嬉しいです。
アマゾンで百恵ちゃんのCD買ってやろうかしら~♪
「日本で乗ったタクシーで、
運転手さんがかけてたCDの歌手、
誰だったか覚えてる?」
横浜駅から乗ったタクシーの運転手さんは、
多分私と同世代と思われました。
押し付けがましくない程度のボリュームで、
車内には歌謡曲が流れていました。
お天気の話や
私たちがカナダから来ていることなど、
いわゆるスモール・トークをしながらも、
時折起きる沈黙の間、
その流れてくる歌を聴いていて、
曲名はまったく知らないのですが、
どこか懐かしく聞き覚えのある声だと感じていました。
何度目かの沈黙のとき、
「あっ!」歌手の名前が浮かんできて、
思い切って運転手さんに尋ねてみました。
この声、昔聴いたことがあるような気がするんですけど、
もしかしたら、山口百恵さん、ですか?
「そ、百恵ちゃん!
私はねぇ、若い頃追っかけしたくらいの
大ファンなんですよ~。
LPレコードもCDも全部持ってます。
それも2枚っつね、聴く用とコレクション用の。
結婚する、引退するって時はもう、
すごいショックで大泣きしました~。
でもねぇ、友和には勝てないもんねぇ。」
照れ笑いしながら、
学校サボってあっちもこっちも、
コンサートに出掛けたこととか、
百恵ちゃんコレクションが膨大すぎると、
奥さんに捨てられそうになったことなど、
楽しそうに話してくれました。
私が運転手さんと、
懐かしい山口百恵さんの話に
花を咲かせている間、
長男は流れてくる彼女の歌声に
聞き入っていたのだそうです。
長男に馴染みのある、
アニメの主題歌などの歌手や、
最近流行りの日本の女性歌手にはない、
低目で落ち着いた雰囲気を持ち、
柔らかく伸びのある声が、
とても新鮮に聞こえたと言います。
長男、どうやるのかは知りませんが、
ネットで百恵ちゃんの曲を探すって、
頑張ってました。
私は百恵ちゃんのファンでも何でもなかったけれど、
40年近くも経った今、
子供が私の世代の音楽に興味を持っている
というのが、
何だかすごく嬉しいです。
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子供が自分たち世代の音楽や文学に興味を持ってくれると嬉しいですよね。
うちの子が私の書棚からマンガを持ってって夢中で読んでいるのを発見した時、なんとも言えない気持ちになりました。
私たちの世代は、ファンじゃなくても流行った歌は歌えるから、息子さんと一緒にカラオケに行けたら楽しいでしょうね。
私は子供がいった旅先に行ってみたくなります。
今回の百恵ちゃんに関しては、私自身がファンじゃなかったから、息子のチョイスに驚いたってところもあります。単純に「日本の歌に興味を持ってくれた」ことにも嬉しいですね。
マンガ!ウチでもアラレちゃんとかWhat’s Michaelとか、面白がって読んでました。日本語読めないけど、見てるだけでも解るし・・・。今は逆で、彼らに教わった「よつばと!」に私がハマっているという(笑)。
カラオケ、私はいつも行きたいんですが(行ったことないので)、ウチの人たちなぜか嫌がる・・・。
反応しちゃいますね、私。
自分にできそうもないことであっても「何やってるか知りたい」っていう感じで、訊くとすっごく面倒くさそうにあしらわれたりしますけど~(苦笑)。
何か面白いことや楽しいことしてそうで、気になるんですよ~。