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頭の白髪とはもう結構長いお付き合いになります。

誰でもそうじゃないかと思いますが、
最初は黒髪の中に白いモノが見え隠れするので、
白髪が目立って「やぁだな~」ですよね。


最近の私の頭はその逆で、
白い中に黒(っぽ)いのが目につくので、
そろそろ色を付けてごまかすのはやめようか・・・
と、潔く白髪を曝け出した方が良さそうな色合いになってきています。



髪は「毛」として量がまとまっているので、
どうしても見た目が気になりますから、
白髪対策もそれなりに真剣。



け・れ・ど・・・

意外なところにも白髪が出てきますよねぇ。


私はなぜか一本だけ、鼻梁の左側に
何毛と呼んだらいいかわからないのですが、
クリンとカールした短い毛が生えます。

以前は黒かったから目立つため、
すぐに気付いて抜いていたのですが、
少し前に
この頃出てこないなぁ、抜いてたから毛根もなくなったか?
と思っていたら、
何と白髪になっていたので、
目に付きにくくなった
ことが判明しました。

手鏡を顔にひっつけるようにして
ジーーーーーーッと見ると、
白いのがクリン!と鼻の脇にくっついています。

ときどきじっくりチェックしないといけません。




と、昨日のこと。
お化粧の最中、ファンデーションを顔全体に広げたら、
眉毛の中に「ファンデーション色に染まっている」のが
2本、3本・・・。

黒い中の肌色ってのもかなり目立つもんですね。

ファンデーションがべったり着いたのかと
擦り取ってみたら、これが白髪・・・。


眉毛にも白髪が出てきたか~・・・。


眉毛だからアイブロウ・ペンシルで色をつけましたが、
まさか眉毛まで白髪になるとは・・・!?
何だかちょっとびっくりしました。





あんまり人目につかないところなら、
いくら白髪になってもかまわないけど、

まさか、次はまつ毛・・・なんてことないよね?
まつ毛が白髪なんて聞いたことないもの~。






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2017.06.30 Fri l 自分のこと・家族のこと l コメント (2) トラックバック (0) l top
「世界の村で発見!こんなところに日本人」
という番組をご覧になってる方いらっしゃいますか?

ここでもTVジャパンで時々放送されていて、
私は内容(行先)に興味があれば見ることにしています。


日本から最寄り空港まですでに数時間かけ、
その先もバスだの地元の交通機関を駆使し、
さらにスーツケースを引っ張ってトボトボ歩くタレントさんたち。

何十時間もかけて行った先で、
現地の人々に溶け込んで生活する日本人を見つけ出すと、

まぁよくこんな遠いところに行ったものだねぇ・・・
とタレントさんを労い、

まぁよくこんな遠いところで暮らしているねぇ・・・
と当の日本人に感心してしまいます。


普通の海外旅行では経験することのない、
市井の人々の暮らしぶりや風景が見られるのも、
この番組の面白さ
だと

思っていたのですが・・・。



先週放送された2時間スペシャルでは、
「カナダ先住民族の町に住む日本人」
賀来千香子さんが訪ねていくというので、

先住民族の町ってに住む日本人がいるって、
一体どんな仕事をしているんだろう?

と知りたい心がムクムク。


カナダの先住民族といったら、
インディアンかイヌイット
(エスキモー)。

イヌイットの人たちは北極圏に近いところで、
昔ながらの生活を営んでいることが多く、
インディアンは部族ごとに設けられた
保留地
で暮らす人もいれば、
保留地の外で一般カナダ人同様の生活する人もいます。


この番組ではインディアンの町で暮らす日本人を
探していたので、
普段あまり踏み込んで見ることができない
保留地の様子が見られる!?

と期待して見始めました。





と、番組ののっけから、「へ?」

行き先がカムループスという町だというんですもん。


カムループスって、保留地じゃないです。
ブリティッシュ・コロンビア州内陸部にある
大きくはないけど「町じゃなくて市」です。


これまで見たアフリカやアジアの、
交通の便が悪くて、道路も舗装されてない、
住所があるようでないような場所ではない・・・。

あ~、ちょっと話が違うみたいだけど・・・。



さていよいよ賀来千賀子さんの人探しが始まりました。

「日本から飛行機で17時間、
米ワシントンDCを経由してトロントへ」


ここでまたしても「へ?」


カムループスに行くのなら、
どう考えたってバンクーバーから入るのが普通。

なんでわざわざDC経由でトロントに飛ぶ?


寒いの苦手な賀来さんに寒い思いをさせて
空港からトロントの街中へ行き、
通りすがりの人たちに
カムループスへはどうやって行くの?」

大きな国にありがちなことで、
東の大都市トロントの人に
西の小さな市のことを訊いたって、
「I don’t know.」しか返ってきませんわね。

数人に尋ねた後、1人の女性が、
カムループスならブリティッシュ・コロンビア州だから、
バンクーバーに飛ばなくちゃ。」

そこで賀来さんはトロント空港へ取って返し、
飛行機で5時間ほどの旅をするのでありました。


日本から飛行機だけでもすでに22時間、
空港=トロント市内往復のタクシーや
訊き込みに費やした時間も加えれば
すでに相当な時間数
になってますね。



バンクーバーの人々はカムループスがどこかを知ってますから、
「車で4時間くらいかしらね」
すぐに判明。

賀来さんは女性ドライバーの車で
一路カムループスへ向かいます。


カムループスに着いて、
また街中でその日本人の手がかりを探し、

見つけたのはフツーの住宅地の戸建に住む
95歳の日系カナダ人男性
でした。

このおじいさんにまつわるお話は
興味深いものでしたけど、


「こんなところに」っていうほど
意外性のある場所じゃぁないじゃないの。


そりゃね、カムループス
元を正せば先住民(インディアン)の土地ですけど、
今はカナダ人が普通に暮らす地方都市であって、
保留地でもなんでもない。
誇大広告・・・ていうよりはもうウソだわね。



やたら遠回りした挙句、あちこちで尋ね歩いて、
いかに時間がかかったか、
いかに苦労したかを演出したかったんだろうけど、

この旅程は言わば、
東京ディズニーランドに行きたいカルガリー人が、
まっすぐ成田空港に行かず、
韓国ソウルに飛んで福岡国際空港に降り立ち、
福岡の街中で「羽田か成田に行かなくちゃ」と言われて、
また飛行機で羽田に移動し、
そこからタクシーでTDLに行く
ようなもの。

お金も時間もムダだらけ・・・。
視聴者を侮ってない?





この1エピソードのせいで、
これまで見た「こんなところ」が

ホントはどこも、
もっと簡単に行かれる所だったんじゃないの?
番組を面白くするために、意図的に遠回りしてたんでしょ?


って、ぜ~んぶウソ臭く感じてしまいました。



真冬のカナダがどんだけ寒いかだけは、
まっすぐ伝わったと思うけどね・・・。







2017.06.27 Tue l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
国境の南の有言不実行大統領が、
ようやく一つ、実行できたようですね。


イスラム教徒が国家の90%以上を占める
中東アフリカ6カ国から米国への入国を
90日間に限って禁止
することを
米最高裁が承認しました。

90日間という期間限定ですが、
それでも、今日まであれもこれも手をつけておいて、
何一つ実を結ばなかった
すだれピーマンにしてみれば、
「やったったぞ!」
と、無意味に胸を張る
ことでございましょ~。

あ~、あほらし・・・。




この週末、カルガリーの市役所前広場で、
(おおまかに言っちゃうと)人種差別反対グループと
反イスラム教徒グループとが、
それぞれデモ集会
を開きました。

向かい合う二つのグループの間に、
横一列に警察官が並んで、
オオゴトにならないよう見張っていたわけで、

オオゴトにはならなかったものの、
多少の揉み合いは避けられませんでした



これまでにも、
同じような集会はありましたが、
過去17年のカルガリー暮らしで、

間に警察官を挟まなくてはならなかったのは
今回が初めてだと思います。

これまでは、警察官は集会の周辺にいて、
コトが起きた場合に備えていただけだったし、
言い争っても揉み合いになったことはありません。



以前にも書いたかもしれませんが、

すだれピーマンが2016年の選挙戦からこちら、
人種・宗教に関して何の躊躇もなく
差別的発言を垂れ流す
ようになって以来、
カナダですらヘイト・クライムが増えています。


そこへもって、この入国禁止措置ですから、
短絡的な人々は、
「イスラム教国・教徒は好ましくない」
と考えるでしょう


そうしたグループが今般カルガリーでも
集会を開いたのですから、
世界中を見回せば、
イスラム教徒=ISIS・アルカイダ=テロリスト
と認識されてしまうことだって
想像に難くありません。


すだれピーマンが明言しなくてはならないのは、
「ISIS・アルカイダなどに繋がりの深い
イスラム原理主義者やその支援者と
一般の敬虔なイスラム教徒とを
きちんと区別する上での決断であること」

(かどうかは怪しいものですが)
だと思うのですよ。


「イスラム教徒」とひとくくりにしてはいけないんです。


それをすることなく、
公的に「イスラム教国・イスラム教徒の入国を禁ずる」
と言ってしまったのですから、
世界中の真面目なイスラム教徒をも敵に回し、
さらなるヘイト・クライムに油を注いだようなもの。



願わくば、すだれピーマン以外の各国首脳たちが、
冷静な判断のもとに宗教・人種に関わりなく、
反テロリスト対策を立ち上げてくれますように





あぁ、もう!
早くすだれピーマンを弾劾してくれないかしら~!

他人の助言はまるで聞かず、
理性的に考えず全て感情的に
ポンポンと子供のようにツイートし、
自分に媚を売らないマスコミを叩き出すあの人のせいで、
第3次世界大戦勃発しそうな気がして恐ろしいわ。



あ、すみません。
最後は愚痴になっちゃいましたね・・・(汗)。






2017.06.26 Mon l 日本・世界の出来事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
先週書き損じたことなのですが・・・。



去年の9月に公開された
「The Magnificent Seven マグニフィセント・セブン」
テレビの映画専門チャンネルに初登場。

マグニフィセント・セブン






それに先立って、
元になった1960年製作の「荒野の七人」
放送されました。

荒野の七人


子供の頃スティーブ・マクイーンが大好きだった私なぞ、
「マグニフィセント・・・」よりもこっちの方に魅かれるわけで・・・。



当然のことながら、新旧2作の見比べになりました。


旧作の方は、
カッコいい人がとことんカッコよく描かれていて、
当時の大スター各々に華を持たせた映画ですね。

リーダー役のユル・ブリンナーは当時40歳くらいでしたが、
あとの6人は20代後半~30代でした。
なのに、最近の俳優さんよりも貫禄がある!

若いのに出てくるだけで存在感がドーン!と。
ふっと微笑む口元で周りがほわ~っと和むあの威力。
泥だらけになっても血だらけになってもカッコいい・・・。

スターですよ、星ですよ。
一般人の手が届かないお星様の存在。



残念だけどね、
デンゼル・ワシントンにもイーサン・ホークにも、
年齢は旧作の主人公たちよりずっと上だけど、
あの華やかな貫禄はなかったです。


新作のアクションは、やはり撮影技術の違いでしょうか、
大掛かりで派手
現実的に描いている割には、あまり惨たらしくならず見やすかったです。

が、旧作の方は最近のCGを使えるものに比べ、
とても生々しかったり、逆にとてもクッサいスタントだったり。
あんまりたくさん馬が転ばされるので、可哀相になりました。




物語の大筋は同じですが、
旧作の方が、あちこちに「クスッ」と笑える場面や
人間同士のふれあいや温かみが伝わる脚本で、

一癖も二癖もある七人のガンマンなのに、
それぞれどこか人を惹きつける魅力を持っていて、
自然と応援したくなるんですね~。

ま、大スターを集めているのだから、
嫌われるような演出はダメですよね(笑)。


新作は、勧善懲悪物語一直線!な描き方で、
ワルはとってもワル。イヤ~なヤツなの!
その上人数もすっごく多い(怒)。

いいもんの方も旧作よりももっとずっと人間臭くて、
彼らの人柄はあまり描かれず、
彼らそれぞれの戦い方の方に重きが置かれていたように感じました。

そのせいか、いいもんなんだけど
あまり感情移入ができなかったです。



新作旧作に劣らず面白かったけれど、
私個人的には、やっぱり
豪華絢爛な若手スターの集まった旧作
の方が映画っぽくて楽しかったです。




それにしても・・・。

どーして邦題「マグニフィセント・セブン」なのさ?
英語をカタカナで書き換えただけなんて、
めっちゃ手抜き~!

新作の原題が旧作そのままなんだから、
邦題だって「荒野の七人」でいいじゃん。


1960年に「The Magnificent Seven」を
「荒野の七人」と命名した人は
素晴らしいセンスの持主ですよね。

小さな村を守るために、
広い荒野を舞台にたった7人が奮闘する物語ですもん。
そのままでありながらロマンも感じられるタイトル

昔の洋画についた邦題は、
どれも趣があって良かったなぁ~・・・。







2017.06.25 Sun l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あっという間に1週間が経ってしまいました。

一旦ブログを書き始めても、
完結させる前に日付がどんどん変わってしまう~(泣)



と、言い訳したところで、
時間の使い方がヘタなのが露呈しただけで、
何にも改善されないのだから、

今日こそは、完結させるべく書き始めますよーっ!!




今年は春が来たかな?と思ったら、
いきなり暑い日が続いたりしたので、
もうずっと前から夏になったような気分でしたが、
ようやく暦の上でも夏になりました。



庭の色合いもなかなか派手になってきて、

花壇

自画自賛(笑)

芍薬がいっぺんに開いて豪勢で綺麗なんだけど、
何だか節操のない咲き方になってしまった・・・。




次男が14年前に植えたイチゴも

いちご

今夏の初収穫です。

「うぇっ、すっぺぇぇぇ~っ!」
だったそうですが(笑)。



気温はさほど高くなくても(23℃)、
毛皮を着たヒトには充分暑い。

ねこ

生きてるんだか死んでるんだか?
みたいな格好で伸びてたり~(笑)。




夏は始まったばかり。

日焼け止めと虫除けと水分補給を心がけて、
カルガリーで一番活気のある季節を
楽しもうと思います。


でもって、ブログももっとマメに更新します!





2017.06.24 Sat l 家のこと・日々の暮らし l コメント (0) トラックバック (0) l top
先日ちょこっと書いた
庭の様子の続きです♪



予想していたよりもずっと早く、
私の芍薬が開花して、
デルフィニュームもポツポツと
青い花を付け出しました。

花


やっと、庭らしい雰囲気が出てきました~♪

残念ながら、奥のさくらんぼの木は、
植えたとき=買って来たときのままです。
今年は根を張るだけで終わるのかな?

「ウチでさくらんぼが食べられる!」

期待が大きかったので、
ちょっとがっかり・・・(笑)。



芍薬の向こうに植えた黄色い花ですが、

麦藁菊

ブラクテアンサ、和名麦藁菊といいます。
私は今年初めて見つけたのですが、
この花の開き方が面白いのです。

茶色くて硬い蕾が、
毎日一段ずつ開いていきます。

開いて黄色くなって、
また中の一段が開いて黄色くなって・・・

いつになったら全部が黄色い花になるんだろ???


そうして2週間くらい待っていたら、
一番手前の大きく開いた花のように、
幾重にも重なった黄色い花びらの真ん中に、
橙色した輪っかを持つ中心部が見えて、
満開になりました。


待っている間は毎日、

今日は2段目開いたかな?
こっちの蕾は3段目が開いたね!


パッ!といっぺんに開かない分、
お楽しみも長くて面白い一年草だと思いました。

来年も買って来ようっと!



さて、さくらんぼは諦めましたが、
ブルーベリーは期待に応えてくれそうな気配です。

ブルーベリー

見えるかしらん?
グリーンのこちょっとした実が
キュッキュッキュ!と押し競饅頭
しているのが。


こちらがクローズアップ↓

クローズアップ

買ったときすでにたくさん花が咲いていて、
レジの店員さんが
「うわぁ、花がたくさん!実もたくさん付くでしょうね!」
と言ってくれたので、
主人は
「やった!」
と思ったそうです(笑)。

一粒一粒は小さくてもいいから、
ちゃんと食べられるブルーベリーに育っておくれ~!




多年草のシャスタデイジーも、
重なり合った葉の奥に白い蕾が見えます。

今は芍薬の陰に身を潜めているけれど、
フラックスも元気に伸びています。

買ったときにはいかにも苗っぽかったダリアも、
まだまだ硬そうですが蕾がついてきました。


今年は早い時季から暑くなったことや
まとまった雨がよく降ることも、
功を奏したような気がします。
(↑さくらんぼを除く・・・残念)




これでこの夏は、
色とりどりの花が楽しめそうです。

メンテ、きちんとしっかりやらなくちゃ!







2017.06.18 Sun l 家のこと・日々の暮らし l コメント (0) トラックバック (0) l top
次男
大学の帰りはいつもなら
「電車」
とだけ、私にテキストしてきます。



が、今日は違った!?

「財布忘れたのに今気づいた
(ムンクの叫びのような絵文字)
公安官が乗って来ないように祈ってくれ!



わはははは~!

そういえば、今朝は大きい方のバックパックだったね。



先日書いた「切符拝見!」公安官
実は次男、一度痛い目に遭ってます。


今日と同様、
普段と違うバックパックを持って出かけた日、
財布を移し替え忘れたのですが、
財布を取りだす必要がなかったから、
まるっきり気づいていませんでした。


たまたまその日の帰りの市電には
公安官が乗っていて、
「切符拝見!」していました。

自分が財布を忘れたとは思ってない次男
バックパックのポケットを開けて

ムンクの叫び・・・


公安官はもうすぐそこ。

ありとあらゆる(ってほど数ないけど)
ポケットを開ける、探す、開ける、探す。


ヌ~ッと現れた公安官
「切符拝見!」

「えっと、あのぉ、財布忘れちゃったみたいで。
えっと、カルガリー大の学生なんで学生パス持ってるんですけど・・・」


この時の公安官はちょっと(だけ)優しかった。

「もう一度落ち着いて探してみたら?」

公安官が見ている前で、
次男はもう一度全部のポケットを
開ける、探す、開ける、探す・・・。

「やっぱりありません・・・。」

「じゃ、仕方ない。
君、無賃乗車だから~。」


サササッと違反チケット切ってくれました(笑)。



この違反チケットが恐ろしく高い250ドル!!
大学生にとっちゃ(いや、学生じゃなくたって)大金もいいとこ。

ちなみに長男次男も、
月々の小遣いは300ドル。
これで、教科書からカフェテリアまで、
学内で必要なものは全て込みの小遣い。

その中から250ドルですから、
次男、泣いた泣いた~(笑)。


という経験があるので、
「祈ってくれ~!」
母も一緒に神頼みですわね(爆)。





結果、神様に母子の祈りが届いたらしく(笑)、
公安官は乗って来なかったそうです。


「駅に着くたびに、
乗ってくるか?って見回して、
万が一乗ってきたら、
『おっと、降り損ねるとこだった!』
みたいなふりしてすぐに降りられるように、
バックパックこうして(胸の前に)抱えてた~。」



なんか、その様子だけで
充分怪しく見えそうだけどね・・・。


ま、250ドルの違反チケット
持たされなくて良かったよね。






2017.06.16 Fri l 息子たち l コメント (0) トラックバック (0) l top
今日は2ヶ月ぶりのフィジオセラピーの日でした。

2ヶ月会わない間に
カリームは髭面になっていたので、
どうしたの?と尋ねたら、

「年相応に見られたいからイメチェン」

確かにカリームは童顔。
一見したところは20代後半
小柄で引き締まった体つきだし、
丸くて優しい眼をしてるので、
とても40歳には見えないのです。

髭生やしていても、
優しくて子供のような眼元は、
隠せないよ、カリーム(笑)。





さて、今日カリームがしてくれた話。

「近頃の若者、ミレニアル世代って、
単純な算数苦手なのね。」




カリームが受け持っている
もう一つのクリニックにいるアシスタント嬢に、

ある患者さんの運動療法のために
「患者さんの体重の3分の1の錘をセットして。
彼の体重150ポンドだからね。」

と頼んだら、

「ちょっと待ってください。
iPhone取って来ないと・・・!」

「iPhone?なんでiPhone?」

「え?だって、150ポンドの3分の1を計算しないと・・・」

計算機を使わないとできないって言ったんだそうです。


カリームが暗算を促したら、
モゴモゴ言いながら、
「えっと、42? あれ、46かな?」

カリーム、仕事の手を止めて
彼女に150÷3を教える羽目になったそうです。


彼女の名誉のために付け加えておくと、
今フィジオセラピストになるために、
大学院で勉強中だというお嬢さんですから、
お勉強ができない人ではありません



この話を聞いて笑っちゃったものの、
実は次男もこのアシスタント嬢と似たり寄ったり。

単純な加減乗除がとっても苦手です。
単純計算なら間違いなく私の方が速いです。

次男、コンピューターの勉強してるわけで、
私にはちんぷんかんぷんな
関数だの何たら定理だのという数学は、
サラサラと説いてしまうくせして、

324-87=?とか
24×6=?みたいな
小学生でもできる算数は
暗算以ての外、書いても時間かかります



という話をカリームにしながら、
笑ってられないわよ~と言ったら、

「きっとね、僕らやりんごの世代と、
 イマドキの算数の教え方が変わってるんだよね。」


そうかもね。
最近の算数の宿題を教えるのは難しいって、
ネットで読んだことがあったっけ。



あら~、それにしてもカリーム、
今の発言はまさしく40歳のおじさんだね~。



思わぬところにもイメチェンの効果が現れたか?(笑)







2017.06.14 Wed l 面白いモノ・コト l コメント (0) トラックバック (0) l top
次男が大学帰りの市電で見た光景。


午後3時を回った時刻の市電は、
座席は埋まり、立っている人がチラホラ。


座っているお母さんの前に
ベビーカーに乗せられた赤ちゃんがいました。

その赤ちゃんは、
ギャンギャン泣きではないのですが、
何かが不満らしく、
フニ~フニ~とずっと言い続けていて、

お母さんもなだめようと、
赤ちゃんにそっと話しかけていたのだそうです。



次男曰く、
「うるさくて迷惑ってほどじゃないんだけど、
かといって無視できるほどでもない。」


周りの乗客の
どことなく良くは思ってない雰囲気が、
もわわ~っと漂っていた感じ。





ちょっと話は逸れますが、

カルガリーの市電にはときどき、
Peace Officersつまり公安官が乗ってきます。

喧嘩の仲裁や酔っ払いの対処、
あるいは急病人などに呼ばれて対応する、
事故・事件性のこともありますが、

通常業務は無賃乗車の取締りで
「切符拝見!」







もとい。


フニ~フニ~に気を取られていた次男
「切符拝見!」という野太い声に
一瞬ビビる(笑)。

目の前に立ったのは、
これ以上屈強な男はいない!ってくらい、
縦も横もデカくていかつい
スキンヘッドにサングラスの
公安官


次男は慌ててバックパックから財布を取り出し、
大学発行の学生パスを提示しました。


その間もフニ~フニ~は止まず、
次男は心の中で
「ヤバイ、あのお母さん叱られるかも?」
と気になって、

次々と切符やパスをチェックしていく公安官
徐々にフニ~フニ~に近付いていくのを
見守っていました。



公安官、母親の前に立って切符を確認し、
サングラスをはずしてヌッ!と乳母車を覗き込む。

フニ~・・・

周囲の空気が一瞬ピタッと止まり、
シーンと静まりかえったあと
皆が耳にしたのは、

「可愛い赤ちゃんですね。健康そうだ!バイバイ!」

赤ちゃんに手を指を振って、
次の乗客の「切符拝見!」に戻りました。



次男だけじゃなくて、周りの乗客も、
フニ~フニ~は気になっていたものの、
叱られたらお母さんが可哀相だと感じていたらしく、

公安官の言葉に、皆ホッとしてた感じだったよ。」


と面白いことに、その後
フニ~フニ~も聞こえなくなったんだそうです。


「ありゃ絶対に、ビビッたんだと思うな。
だって考えてみ? 
目の前にどデカい知らないおっさんの顔だぜ。
これ以上ぐずったらヤバイぞって~。」




んなこたないだろうけど、
少なくとも誰これ?!と思っただろうね(笑)。




少し前にもネットの記事で、
機内でぐずっていた赤ちゃんに
手を焼いていたお母さんが、

「CAがちょっとの間抱っこしてくれたら
大人しくなって、自分も気が楽になった」


と感謝していたのを読みました。



ぐずる赤ちゃんには、
赤の他人の一声や一助が
思いのほか特効薬
だったりするのかもしれませんね。






2017.06.10 Sat l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (3) トラックバック (0) l top
私はよく鶏むね肉を使った料理を出します。

スーパーで売ってるパックだと
皮もささみも取ってくれてあるので、
一手間省けてすぐに調理にかかれます。

ものぐさな私にピッタリの食材なのです。


いろいろなレシピがあって、
使い勝手も良いのですが、
唯一の難点は「パサパサすること」


英語のレシピ・サイトでは、
「調理前に水にくぐらせる」という
パサパサ対処法が一般的。

ですが、くぐらせるくらいじゃ焼け石に水・・・



そんなときに見つけたのが、
日本語グーグルで探し当てた
「マヨネーズを塗る!」
でした。



マヨを塗って
スパイスなどで味付けして
オーブンで焼くと・・・

中までふっくら柔らか~い♪



それ以来、
鶏むね肉だけでなく
塊り肉を使ったどんなレシピにも、
マヨネーズを足してしまう私(笑)。


鶏唐揚げの下味にもマヨ
ポークローストの下味にもマヨ
柔らかく仕上げたいお肉は
何でもかんでもマヨ~


マヨネーズを足すだけで、
お肉がパサつかず柔らかくなります。




さらに不思議なことに、
マヨネーズの味や香りは、
どこにも残らないのですよ!


下味に使った調味料の味だけ。
レシピ通りの味に出来上がるのでビックリ!


どうしてでしょうねぇ?
(美味しいから特段解明されなくてもいいけど~笑)




そんな訳で、
マヨかけご飯小僧(次男)もいる我が家では、
この頃マヨネーズの消費量が右肩上がりです。



固いお肉、パサつくお肉にお悩みの方、
マヨネーズで下味、お薦めいたします!







2017.06.08 Thu l 食べもの・料理・レシピ l コメント (2) トラックバック (0) l top