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先日友達との間で、
ちょこっと「ハグ」が話題に上りました。


日本ではまだまだ市民権を得ていないらしき
「ハグ」

かの「逃げ恥」でも、
わざわざ「ハグの日」を設定するほど、
「ハグ」は日常的でもなく、
自然に体が反応してするものでもない。


うんと小さい頃なら感情そのままに、
「お母さ~ん!」とか「パパ~!」と
駆け寄って抱きついちゃったりしても、

ちょっと大きくなると、
恥ずかしかったり照れちゃったり。
なかなか・・・ね。




この恥ずかしいとか照れちゃうお年頃は、
ここでも同じです。
特に男子。

小学校高学年~高校卒業くらいは、
どんなに親・兄弟・姉妹の中が良くても、
「感情のままにハグできない意地っぱり」
になります。

友達同士なら割と素直で平気なくせに・・・。



そんな時期が過ぎてある程度大人になると、
ヘンテコな意地もなくなって、

今度は「儀礼的なハグなんていう技も
身につけるんですけどね。



ウチの二人なんて「儀礼的」ぱっかり。
お誕生日ハグ、母の日ハグ
父の日ハグ、新年明けましたハグ・・・。


みくりさんと平匡さんじゃないけど、
カレンダー通りにハグをする・・・(苦笑)。


あ~あ、小さい時はお邪魔なくらいに
ハグしてきたのになぁ・・・(遠い目)。



そう、本当に、小さな子は可愛い。
直情型ハグ、それも突っ走って来る。


昨日、早めに次男を駅まで迎えに行って、
路肩に駐車してぼんやり外を見ていました。

と、私の視界を遮るように、
バタバタバタ・・・!と小学低学年らしき男の子3人、
我先に駅のホームに向かって走っていく
んですよ。

そこに市電が入線して停まり、
乗客がゾロゾロ降りてきて、
3人、一生懸命背伸びして誰かを探してるんです。


はは~ん、お父さんのお迎えかな?

あ、見つけたらしい!

3人人混みを掻き分けるようにして走る!

ダダダダダ―ッ!
ピョンッ!!



一番乗りの男の子が抱きついたのは
お母さんでした。

追いついた二人も、
お母さんにベッタリくっつく、くっつく。

お母さんも3人を掻き集めるように抱いて嬉しそう。


お母さんの2本の手を
3人で取り合いながら、
母子4人の大きな塊が、
駐車場の車の中で待っていた
お父さんのところへ歩いて行きました。


直球ハグの3連発、可愛いなぁ♪

私も思わずニンマリ~。




私の場合、次の直球ハグチャンスは「孫」だけど、
う~む、これはかなりな難関。

何しろウチの二人には「彼女」すらいない・・・。

Impossible dream・・・かも~(悲)。





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2017.03.30 Thu l 面白いモノ・コト l コメント (0) トラックバック (0) l top
「赤毛のアン」と言えば、
日本の少女の必読本
と言っても過言ではないかと思われます。


数年前には、
「赤毛のアン」を日本で初めて翻訳した村岡花子さんが、
朝ドラのモデルになったくらいですし、

カナダのプリンス・エドワード島は、
今もアンゆかりの地を巡る
日本人観光客がたくさん来ます。



カナダでは、もちろん国民的作品。

本はもちろんのこと、
これまでにも何回か、
「赤毛のアン」だけでなく、
シリーズの他の作品もドラマ化されているので、
見たことがある方もいるでしょう。



そしてまた新たな「赤毛のアン」
先週からTVシリーズ「Anne」として始まりました。


私は周りの女の子ほど
「赤毛のアン」に夢中にはなれなかったのですが、
面白かったし嫌いではないので、
このドラマも見てみることにしました。



のっけから「赤毛のアン」ワールド全開。

あぁ、こんな風な子だったな~♪

おしゃべりなアン
畳みかけるような早口の英語に
マシューと一緒にアワアワしながら
笑って見ていたら、

隣で新聞を読んでいたはずの主人が、
いつの間にか一緒に笑ってるんですよ!?


「面白い女の子だねぇ。」

多分、マシューになってたんだと思います。


初回は2時間のスペシャルだったんですが、
新聞ほったらかしてテレビに釘付け。

シリーズだとは知らなかった主人は、
アンが孤児院に帰るシーンで終わったら

「え?これで終わりじゃないよね?」


「赤毛のアン」は少女の読み物だと思ってましたが、
どうやら中年・壮年男性をも魅了してしまうようです(笑)。



明日の第2話が楽しみです♪







2017.03.25 Sat l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
毎週、誰かがネットに挙げてくれるのを
心待ちにして見ていたドラマ「カルテット」
終わってしまいました。

先週まで毎週必ず「新たな謎」が
浮上しては解明されていき、
ドキドキが続いていたのですが、

最終回は意外とあっさり
ハッピーエンドでしたね。




もともとクラシック音楽が好きですから、
私にとってはこのドラマもそこがとっつき。

演奏家の音楽に邁進する話かと思ってたら、
意外な展開だった・・・けど。


全編終わって思うに、

やっぱり音楽の物語だったんだなって。



4人それぞれの人生に
挫折や苦境があったにも関わらず、
そこに音楽(楽器)があったことで
彼らは生きることができたし、
かけがえのない出会いがあったし、
絆を得ることができたんですよね。


そして最終回のコンサートでは、
物見高い観客の中でも、
ドーナッツホールの演奏はまっすぐ響き、
感動をもたらすことができました。


音楽は
人を結ぶもの、人を豊かにするもの、
なのですよ。



・・・というメッセージも込められた作品

だったんじゃないかと感じました。



ユニークでこだわりのあるセリフも
聞き流すにはもったいないほど、
いろいろと考えさせられました。

それでいて重たすぎず軽すぎない、
素敵なドラマ
でした。



久々に、DVDが欲しくなりました~。

出たら買おうっと!





2017.03.23 Thu l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
すだれピーマン政府が、
またぞろ「米国直行便、電子機器持込禁止」などという
訳の分からない規制を思いつきましたね・・・。

一応、情報機関などが
いろいろな側面や分野を精査して出たデータに基づいて、
機内に持ち込んだ電子機器によるテロを防ぐため
とおっしゃってるようですが、


911でテロリストが使った航空機は、
全てアメリカ国内線だったのではあるまいか?
2009年だったか、クリスマスに、
下着の中に隠していた爆発物でやけどしたテロ未遂も、
ハワイ、ホノルルから乗ったんじゃなかったっけ?

海外から米国に入る航空機に目くじら立てるだけじゃ、
足りないんじゃございませんかね?



と、重箱の隅をつついてみたくなりました。


いずれにしても、
着実に、イスラム諸国の反米感情を
逆撫でしつつある
ように感じます。




前回7か国(先日6か国に変更)を対象に
入国禁止大統領令が出て以来、

我が家では
「しばらくアメリカへは行かれないね」
と冗談半分、本気半分で話しています。


家族4人ともカナダ国籍を持っていますが、
主人と息子たちは、未だにトルコ国籍も持ち合わせている
二重国籍者です。


主人はイスラム教徒とは名ばかりで、
モスクで礼拝したことのない人。
息子らに至っては、何にも知りません。


けれど、トルコはイスラム教国。

カナダのパスポートを持っていても、
どこで何を根拠に「言いがかりをつけられるか」、
今のアメリカは、判ったもんじゃありません。


我が家に限ったことでもなく、
イスラム教国出身の現カナダ人、
親や祖父母がイスラム教国から移民し、
カナダで生まれ育った生粋のカナダ人でさえも、

二重国籍の片割れの国がイスラム教国であるだけで、
アメリカへ入れないかもしれないと不安がり、

すだれピーマン政権誕生以前から、
何らかの理由でアメリカで暮らしている人は、
今アメリカを出てカナダへ帰省でもしようものなら、
アメリカへ戻ることが出来なくなるかもと躊躇しています。



つい2か月前までは、
訪れてみたい場所がたくさんあって、
主人と「行ってみたいね」「見てみたいね」と
ネットや雑誌、テレビの旅番組を見ながら
あれこれ楽しくおしゃべりしていたものですが、

そういうわけで、
今では
一番近くて一番遠い国
って感じになってしまいましたわ・・・。



もしかしたら、
アメリカの観光収入は
すだれピーマンのせいで、
激減するかもしれなくない???






2017.03.21 Tue l 日本・世界の出来事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日の夢に、
祖母が出てきました。


夢の中では、
私と母と祖母と3人
どこぞの庭園をのんびりと散策し、

民家風のお料理屋さんのお座敷で、
懐石お重らしきものをいただきながら、
縁側の向こうのお庭を眺めて
目を細めていました。


今朝方見た夢には、

まだ建て替える前の古い木造の家の縁側に、
ギンガムチェックのエプロンをかけた姉が、
ほわっ・・・とした風情で腰掛けていました。




昨日はおばあちゃんで、
今日はお姉ちゃんか・・・。
何だろね・・・?


あ・・・!



もうじき春分の日、
お彼岸ですよ。



祖母も、
ちゃんと帰ってきてるんだな~・・・。



今夜あたり、
叔父が出てくるのかもしれません。




ごめん、今は帰省できないけど、
きっとそのうちにお墓参り行くからね。







2017.03.19 Sun l 自分のこと・家族のこと l コメント (0) トラックバック (0) l top
一昨日くらいから急激に暖かくなって、
ただいま、土曜日午後3時半の気温は15℃です。


先週のマイナス二桁に比べたら、
もう夏といってもいいくらい暖かく感じます。


3~4日前までは真っ白だった裏の公園も↓

外は15℃

ほとんど解けてしまって、水溜りだらけ。


昼食の後片付けをしながら外を眺めていたら、
Tシャツに短パンの男の子たちが、
キャッチボールしに来ていました。


15℃、やっぱ夏だわ(笑)。







2017.03.18 Sat l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
少し前にCNNで、
すだれピーマン・タワーが盗聴された証拠はない」
という主旨の記者会見の様子が映りました。

あるわけないじゃん。

ロシア疑惑で側近がゾロゾロ窮地に追いやられ、
明日は我が身!?のすだれピーマンが、
司法やメディアの矛先を替えさせようと呟いた
口から出任せツイッターでしょ。



そう鼻白んでいたら、
次の話題は
「ロシアの情報機関職員が
ヤフー個人情報流出事件で起訴された」

というもの。

女性の司法長官代理が、
しっかりした口調でその経緯を説明。

ふむふむ、なるほど。
え、カナダ人も? そりゃマズいわ・・・。



と、ここでCNNニュースを
きちんと真面目に聴いている自分
に気がついた。

ニュースの内容がすだれピーマンに直接関わってないと、
本当に一大事のような気がするっていうか・・・(笑)。





でね、思ったんですよ。

すだれピーマンが実際に何をしてるのか?

ツイッターで世間を攪拌している内容からは、
政敵に過剰反応するばかり、
「政治」らしいことはまるでないわけで、

実際に、トラベル・バンだの
新しい医療保険だの、
メキシコ国境の壁だの、
いろいろ手は付けてみたものの、
どれ一つ取っても結実してない



しかし、ですよ。

この司法長官の記者会見のように、
アメリカの国家機関で日々働いている人たちは、
司法省もFBIもCIAも、その末端の人たちも、
それなりの結果をもたらしている
んですよね。


そうか~、すだれピーマンが何もしてなくても、
ちゃんとアメリカは動いているじゃない。


するべきことをきちんとする人はいて、
世の中は回っている・・・。


しなくてもいいことばっかり、
法螺と虚勢をツイートするだけで、
実績の伴わない・・・

どころか、
法螺と虚勢の後始末に、
不必要にマンパワーを使って、
時間も人件費も無駄遣いする・・・



そんな大統領なんか、
アメリカ、要らないじゃん。



アメリカ国民の皆様、

あなた方の血税が、
法螺吹きの尻拭いに垂れ流されてますよ。

週末をフロリダで過ごすその費用だって、
とんでもない金額ですよ。
それもぜ~んぶ!血税でですよ。

早くそこに気付いてください。





2017.03.15 Wed l 日本・世界の出来事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
またまた、次男から仕入れた大学の内情を・・・。


「来年度の理工系学部はGPAが上がるんだってよ。」

留学志願者(臨時大学職員が発見したこと←別ウィンドウが開きます)
が増えたことと、
その留学生たちのGPAが高いことで、
全体の平均値も上がったのだそうです。

「オレ、インターンシップ終わったら、
学部に戻れんだろかぁ~?」



ここの大学は、
入学するにも進級するにもGPAの値で決まります。

GPAは、生徒・学生の総合成績を
5段階に算出し直したもので、

いつも100点満点であればGPAは4、
全教科が59点以下だったらGPAは0。



カナダの大学はそれぞれ、各学部ごとに
入学または進級に必要な最低GPAが決まっています。

11年生(高校2年生)になると、
希望する進学先のGPAに沿うように、
GPAを上げるために頑張り始めます。

11年生からというのは、
12年生(高3)が始まって1ヶ月しか経たない10月には、
願書受付が始まる
からです。

志望先のGPA基準を余裕で満たしていれば、
12年生の冬休み前にはもう進路が決まります

ウチの息子らのような頑張らない人は、
3月の最終受付ギリギリまで
GPAアップに粘る
わけですが・・・(汗)。


というわけで、日本のような大学入試はないけれど、
それ以前に目標校・学部のGPAに向かって精進しなくてはならないのです。




さて、高2から頑張った甲斐あって、
希望大学の希望学部に入れたとします。


今度は、進級がこれまた至難の業

学部残留のための最低GPAをキープしていないと
進級させてもらえません。

この最低GPAってのが曲者。

冒頭次男の話にあったように、
毎年、次学年度の志願傾向によって
GPAは操作される
のですわ。



大学もビジネス
志望人数が少ない学部はGPAを低く設定して
「入りやすいよ~、いらっしゃ~い!」
志望人数が多すぎるとGPAを高くして
「難しいから止めときな~」

このあたりの操作加減で、
大学の評判も変わってくるらしいんですねぇ。


入学時にGPA3.0だった学部に
GPA3.2を掲げて入り、それを1年キープしても、
翌年その学部のGPAが何らかの理由で
3.25に引上げられちゃったら、
もう残留不可能

その場合、大学から
「あんたのGPAだと○○学部なら入れるよ」と、

残りたい学部からは追い出されるけど
まだ大学には残る道はあるという、
親切ごかし、体のいい留年のお達しが来ます。


そういう憂き目に遭いたくなかったら、
日々これ精進、真面目にガッツリ勉強せい!
ってことなんでしょうけれど。



ここまでは、息子らのおかげで(はぁ・・・)
私も経験済みなんですが・・・。



さらに、次男が仕事中に発見して、
「ずるい~、ずるい~」と文句ったれになったのが、


同じGPA値を持った高校3年生の志願者と
他大学や他学部からの編入志願者
同じ学部に志願した場合、
何故だか高校3年生が優先
されること。

最後の一枠は高3に有利っての・・・何それ?



何か、次男じゃなくても、
今ひとつすっきり納得できないシステムだなぁと思います。




日本の大学入試は、
家族も巻き込む一大行事で、
それまでに費やす時間もお金も
気力も全てたいへんだと思いますが、


ここの大学のように、
毎年ボーダーラインが変わり、
入学後も毎年一喜一憂させられる
ヘンなシステムよりも、

誰でもどこでも受験できて、
点数の上から順に合否が決まる
日本の大学入学システムと、

真面目に勉強して、
満足いく成績を保っていれば
大学の都合に関わらず進級
できて、
留年するにしても同じ学部に残れる
日本の大学の方が、

ずっと公平じゃないかって思います。



というわけで、

カルガリー大学の理工系学部に
ギリギリ今から願書を出そうとしている若者よ、

GPA上がっちゃうってよ。




来月でインターンシップが終わる次男
夏以降のインターンシップ先が見つからなければ、
大学生に戻るわけですが、

あんたも、だいじょぶかぁ・・・?





2017.03.14 Tue l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (1) トラックバック (0) l top
昨日3月12日午前2時に時計を1時間進めて、
今年のサマータイムが始まりました。

年に2回、時計を進めたり遅らせたりするのは、
何年経ってもやっぱり面倒。

もともとは電気の使用量、日照時間の有効活用など、
今でいうエコ対策の一つとして始まったらしいですが、
近頃の調査によれば、
大して効果が見られないという話もあります


そんなわけで、
毎年「もう止めたら~?」という話が出るけど、
出るだけ・・・(ヲイッ!)




サマータイム前後の違いというと、

前: 朝6時には薄っすら明るくなり、
7時半には電燈を消しても十分明るい。

後: 朝6時はそれまでの5時だからまだ真っ暗で、
7時半は昨日の6時半だからまだ電燈は必要。



例えば・・・

今朝7時半すぎの、東の空↓

東の空

走る車の窓から撮ったので、ブレブレですが(汗)、
朝焼けが広がりはじめたところです。



こちらが上の写真から1分後の西の空↓

西の空

丸いお月さまが、
青いグラデーションの空に粘っている(笑)。

この時間帯、室内ではまだ灯りが必要です。



先週土曜日までは、
朝6時半でこんな様子だったのが、
サマータイムの今日だと、
朝7時半の風景になるわけです。



それでも、もうじき春分の日なので、
今はまだあまりサマータイムの実利も実害も感じられませんけど、

これが、夏至の頃(日照時間が16時間以上)ともなると、
日の出が5時半とかで、日の入りが10時近くになって、
ちょっと事情も変わってきます。



サマータイムを止めちゃったとしたら、
日の出が4時半くらいで日の入りが9時頃

9時に真っ暗なのはかまわないけど、
朝4時半に陽が昇るということは、
3時半くらいにはうっすら夜が明け始めるわけで、
ピーチクパーチク、木々では小鳥が姦しく鳴き、
ブラインドの隙間から明かりが漏れ出します


午前3時半ですよ・・・。

これ、迷惑なんですよねぇ。
まだ充分眠っていられる時間なのに、
外からムリヤリ起こされる感じで・・・。

考えものです、かなり、真剣に・・・。


それだけで私は、
面倒だけどサマータイム続けて欲しいと思います。



ったってね、
サマータイムでも
朝4時半頃にはピーチクパーチクが始まって、
「うがぁ~っ、あと1時間半あるのにぃ~!」
って布団被るんですけどね・・・(笑)。









2017.03.13 Mon l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top
さすがに-20℃以下にはなりませんが、
まだ氷点下二桁、雪が降りそで降らない週末です。



この寒さだと、ちょっとした水分も簡単に凍るのですが、
ちょっとじゃなくてもかなり大量の水も、
ガッツリ凍って困ったニュースがありました。


夜明け前、市北部の坂の上の住宅街で火事がありました。

火の回りが思いのほか速かったので、
消防車数台が一斉放水することで、
家屋の全焼、及び両隣の延焼は防げたのですが、

その消火に使われた水が、
-20℃前後の空気に触れて、
見事に分厚く凍ってしまいました。




何しろ坂の上にあった家です。
緩くても坂道は坂道。

水はどんどんと下へ流れていき、
火事現場からは遠かった坂の下まで、
道路一面スケートリンク状態に・・・。



消火活動が全て終わって、
帰還したい消防車ですらスリップして立ち往生。

ですから、近隣住民が出勤したくても、
危なくて車を出すどころではありません。


滑り止めの砂利を撒くトラックが来るまで、
誰もそこを動けず、

やって来た砂利撒きトラックすらも
かなり難儀してしまった
という、

極寒の地ならではのニュースでした。



カルガリーに来て間もない頃、
「どうして日本の雪国のように、
道路に常に水を撒いて溶かさないんだろう?」
と不思議に思ったんですが、

もしかしたら水を流すと、
こういうもっと厄介なことになるからかも?







2017.03.11 Sat l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top