fc2ブログ
緑内障の手術を受けてから
1ヶ月以上が経ちました。

アラームを使わなければならないほど、
回数も種類も多くて面倒だった目薬は朝晩だけの点眼になり、
週に2~3回だった眼科通院も徐々に間が開いて、
次の診察からは2週間に1度です。


この間ご心配くださった皆様、
書込みがなくてもブログを訪ねてみてくださった皆様、
本当にありがとうございました。




術前のビビリ(笑)は
ブログにガッツリ書き込むほどなのに、
術後に関する精神的な準備は
まるでしていませんでした。


というか、
「切ったら後は癒えるのを待つだけ。
傷は小さいはずだからすぐ治るさ~」と、
何ともお気楽だったのです。


ところが、ですよ。

いくら傷が小さかろうが、
痛いときは痛いし、
見えないものは見えない。

運転だって翌日からしてよいと言われても、
見えないんだから、右向けないんだから、
できるわけない。

本は読めないし、
テレビもモニタも長く見ていられないし、
運動なんかもってのほか。

何もできない・・・。



ですから、
そんな具合で
なかなか思い描いていたような快方に向かわず、
精神的にもついついネガティブになりがちだった私が、

会ったこともなく話したこともなく、
モニタに映る文字だけのお付き合いの皆様に、
どれほど元気付けられたことか・・・。




有難いってこういうことなんだな・・・と思いました。


皆様、本当にありがとうございました。
これしか言えないけれど、
心底、有難く思っています。




どうぞこれからも、よろしくお付き合いいただけたら、
と思います。









スポンサーサイト



2017.02.26 Sun l ごあいさつ l コメント (4) トラックバック (0) l top
我が家の男たち3人が共用しているプリンター
1台3役でオフィス仕様のゴツいものです。

もう4~5年前に、セールで180ドルくらいで買いました。

あまり使用頻度が高くないので、
今までに買い足したインクは黒のみ。
今回とうとう青(Cyan)がなくなりました。

ということは、そろそろ他の色(マジェンタと黄)も
必要になる時期が来たのかもしれません。



金曜日、次男が昼休みに散歩がてら、
大学近くの大型オフィス用品店に行ってくれるというので、

もし全色パックがあったらそっち買って来て。
たぶんその方がお得だから。


と頼みました。



と、その昼休み、次男からテキスト。

「全色パック、高え!135ドル!!」


えええっ!そんなにするのぉ~!?

予想外のお値段にちょいとビビりました。
なので、

全色パック止め。Cyanだけ買って来て。

と返信。


帰宅した次男が持ち帰ったレシートを見たら、
たった一色のインクに35ドル!?

4色バラで買ってもパックで買っても、
5ドルしか安くならない。
 お得感超希薄。



「あのさ、インク一色35ドルで、
今後あと何色かまた買うよね?
インク買うよりも、安いプリンター買った方が
経済的って気がするんだけど・・・」



言いながら次男が見せてくれた
Amazonカナダのサイトには、
同じメーカーのダウンサイズモデルで、
70ドルというのが・・・。

さらに探すと、他メーカーのものは、
40ドル前後のものも出てきました!



35ドルのインク対40ドルくらいの新品プリンター


ふ~む、買い替えるとしたら、
吟味すべき条件はいくつもあるのですが、

それにしても、プリンター安くなりましたねぇ。
ちゃんと1台3役なのに、40ドルだの50ドルだの・・・。

プリンターもいよいよ使い捨て時代ってことでしょうか?



そういえば、
先日アレルギーテストを受けたクリニックなんですが、
待合室にいるとき、ときどき
ブズズズズ、ブズズズズズズ、ズズズズズ・・・と、
何だか懐かしいのんびりした電子機器の音がするんです。

20年くらい前にあったような古いプリンターでした。

物持ちいいクリニックだなぁと感心しながら、
電子機器は半年毎にモデルチェンジされると言われる昨今、
未だに補充のインクがあることにもビックリ。


こうなると、
35ドルのインクの方が経済的に思えたり・・・。


う~む、インクプリンターか・・・。
今回買って来たCyanのインクがなくなるまで、
悩むことになりそうです。








2017.02.25 Sat l 家のこと・日々の暮らし l コメント (0) トラックバック (0) l top
ネットのニュースで目にした言葉「プレ金

何のこと?と思って記事を読んでみました。

そうですか。
今日からプレミアム・フライデー制度が始まったんですね。

で、日本の働く皆さんは、初プレミアム・フライデー
どう過ごされたのでしょうか?





ここからは、他所から見ている私の個人的な感想です。


プレミアムというほどプレミアムじゃない気がします。

月末、つまり月イチっていうのはプレミアムっぽいかも?ですが、
午後3時退社って、ほんの2時間早いだけじゃないですか。
たった2時間プレミアムなのぉ~?
2時間なんて、結局残業に使われてしまいそうな・・・。

だから、月イチ2時間だけって、
すごくケチくさく聞こえるんですけど~。



国民の消費を煽って経済を潤わせたいのなら、
いっそのこと月イチ金曜休みにするとか、
休めないのなら月二で半ドンとか、

人って、ポッカリできた余裕をもっと実感できないと、
「何しようかな?」「どこへ行こうかな?」といった
ワクワク楽しい気分にはなれない
と思うんですよ。

2時間早く仕事から解放されたところで、
「はぁ~、疲れた~。家帰って休も・・・」
じゃ意味ないんだし。


いや、今私が日本のニュースやコラムをネットで読む限り、
働く日本人は皆疲れてる・・・と思うんです。

「もっとゆっくりしたい」の前に、
「息継ぎしたい」んじゃないか?って。

だから、月にたったの2時間なんてのは、
1リットルの沸騰したお湯に
10ccのお水を足すようなもんじゃないか?
って。


それでも、ないよりはいいのかな?





というわけで、先に戻りますが、

皆さんは初プレ金(←新種のキンギョみたい)
いかがでしたか?

よろしければコメントくださいませ。






2017.02.24 Fri l 日本・世界の出来事 l コメント (6) トラックバック (0) l top
夕飯のメニューが決まらず、
何かないか?とレシピのサイトを見ていたら、

「お母さん、今夜何~?」

間抜けた声で次男が訊いてきました。


何にしようかねぇ。
あんた、何食べたい?



「何かSoupyなものがいいなぁ」

そっか、汁気の多いものね・・・。
でもスープだけじゃ済まないよねぇ。


時刻は間もなく5時。
ある意味、一刻の猶予もない時刻です。
早く決めなくては・・・!


あ、んじゃ、シチューにしよっか!
シチューならメインを張れるじゃんね!



「シチューはスープじゃないっ(キッパリ!)」

だけど汁気多いじゃん。
具がゴロゴロしているスープだよ。

もう時間がないからさ、
ともかく今夜はシチューだよ、シチュー。

そんなにスープが飲みたいんなら、
あんたのシチューには具を入れないから

「なんでやねん・・・。」






2階へ姿を消す次男を見送った後、
バタバタとシチューを作り、
添え物のパスタとサラダを用意。

夕食の支度が全て整い、
いつも通りに「ごはんよ~!」と皆を呼び、
家族揃って食卓を囲んだその時、



「なんでやねんっっっ!!!」



次男の前には
具の一切入っていない白いスープが・・・



あんたのはスープ。
私、有言実行の人だからさ~(笑)。





苦笑しながらお皿を手に持って席を立ち、

「これ、スープじゃないから。シチューだから。
シチューには具がないとダメだからっ!


とか負け惜しみ言っちゃって、
お鍋から具をたくさん拾って、
スープをシチューにして食べてました
(笑)。







2017.02.21 Tue l しょーもない話 l コメント (4) トラックバック (0) l top
このところスーパーの入口近くに山積みされている
「バレンタイン・デー仕様のチョコレート

安くなったから、早く買ってくれ~!(笑)




で、今日の話題はそのチョコレートから始まるわけですが・・・。


売れ残りの山の一角に並んでいたのが、
バレンタイン仕様のGODIVA


ここではGODIVA「ゴダイヴァ」と呼びます。

最初に誰かが「ゴダイヴァ」と言うのを聞いたときは、
え?ゴディヴァじゃないの?と思いました。

だってベルギーのチョコレート屋さんですよ。
フラマン語のGODIVAは、
やっぱりゴディヴァじゃないのぉ~?と。




ちょっと話が逸れますが。

カナダで暮らすようになって気がついたのですが、

家具のIKEA「イケア」を「アイキア」って呼ぶんです。
スウェーデンの家具屋さんですから、「アイキア」じゃないと思うんだけど。

日本車スバルもスバルじゃないの、「スーブルー」
アクセントが「ス」にあるのだけは同じだけど、
Suebrueと綴るような発音します。
聞いただけじゃスバルのことだとは判りません。

そういうモノがちょくちょくあって、
「英語人て、固有名詞も勝手に英語読みするの、
何だか失礼じゃない?」

と思ったりするわけです。





では、もとい。


きっとGodivaさんチョコレート屋の創業者だろうという、
勝手な憶測の元に、
そしてGodivaさんの名誉のために(?)、
Godivaさん正しい発音を調べてみようと思い立ちまして。



そうしたら、
GODIVAの創業者がGodivaさんじゃなくて(1)、
GODIVAの名前の由来がLady Godivaで(2)、
ちゃんとGODIVAのロゴになっている人で(3)、
Lady Godivaという女性はイングランドの人だった・・・。



Lady Godiva「レィディ・ゴダイヴァ」
正真正銘英語の人だったのでありましたぁ~!




そうだったのか~!! 何てこった・・・!


ベルギーのチョコレート屋だから
ベルギーの名前に違いないという先入観と早とちりのせいで、

英語人に対して難癖付けちゃいましたよ、私。

大変失礼いたしました、ごめんなさい、英語人。
今後英語読みの舶来ものを見たら、
まずグーグルしてから物申すよう心がけます。






ではことのついでに、見つけたトリヴィアを・・・。

(1) GODIVAの創業者はJoseph Draps氏
(2) Lady Godivaは11世紀の実在した人物
   ご主人である領主に、領民のために減税を掛け合ったところ
   裸で馬に乗り領地を走り回れと無理難題をふっかけられたが、
   見事にやりおおせ、減税させたという逸話の持主。
(3)
ゴダイヴァ ロゴ


どうしても大きなGODIVAの文字に目がいってしまって、
(中身のチョコレートしか見えなくて、がホント-笑)
馬に乗った女性Lady Godivaの絵には気が付きませんでした。





でも、スバルはSUBARUだからねっ!
Suebrueじゃないんだからねっ!!
(↑往生際の悪いヤツ・・・)







2017.02.20 Mon l 言語・英語・日本語・トルコ語 l コメント (2) トラックバック (0) l top
さて、昨日の続き。
今度は同じレポートから、
アメリカ側の様子です。



林の間の雪に覆われた細い一本道の先に、
「通行止め」の看板がつけられた、
鉄パイプを繋げただけのようなゲートが
太い鎖で括られている国境
があります。



その国境に程近い小さな町の住民は、
その雪道を大きな荷物を手に北へ向かう
個人、あるいは2~3人の小さなグループを

「この頃よく見かけるねぇ」

と言います。


インタビューに応えたある青年は、

「地元の警察が言うんすよ。
『どんどん北へ行け、あっち(国境)へ行けと促すように』ってね」


と話しながら、道路の先の国境に向かって
交通整理をするように腕を振って見せました。


アメリカの警察官の意図するところが
「アメリカにいて欲しくないから?」
なのか
「カナダへ行った方が彼ら自身のために良いから?」
なのか、

どんな思惑があって、
近隣住民に「北上を促せ」と言うのか、
そこには触れられませんでした。




これらのインタビューに出たアメリカ側国境近隣の人々は、

車も人も地元民以外通らないような道を、
これまでにない頻度で、
それも徒歩で通り過ぎる難民たちを見て、
純粋に単純に「普通じゃないね」と驚いているだけで、

アメリカを出てカナダへ行こうとするのは
自分とは何ら関係のない人々ですから、
彼らが何処の人で何教の信者かなどには、
まるで興味のない様子
でした。




アメリカ、ミネソタ州北部のある町から、
カナダへ向かおうとしているイラン人家族がいました。

この一家はすでに難民と認定され、
米国滞在を許されて数ヶ月
が経っていましたが、
かの大統領令が出たことで将来に不安を感じ、
一家でカナダへ渡ることにしました。

不法入国の手助けをするという業者に
1人300ドル(一家5人で1500ドル)支払い

教えられたミネソタ州北部の町まで行くと、
業者のトラックが待っていました。

その町を出発したのはまだ陽の高い時間。
すっかり陽が落ちた頃、
古臭い木製の電柱に点る灯りがポツンポツンと見える、
人気のない通りの脇でトラックを降ろされました。


大きな荷物を両手に持つお父さん、
片手にボストンバッグ、もう一方で幼児の手を握るお母さん、
膨らんだレジ袋を手に持ち、大きなリュックサックを背負った
小学中低学年ほどの男の子と女の子
の、

灯りの点る道ではなく、その脇の藪の中へ姿を消していった様子が、
レポートの最後の映像でした。


冬の夜です。
どこもかしこも雪で覆われているか、凍っています。
土地勘のまるでない場所です。
道路でなく藪の中を歩いていくのです。


1500ドルもふんだくっておいて、
こんなところで降ろすのか!?
せめてどこかの国境ゲートが見えそうな辺りまで、
乗せていってやれなかったのか!?



心に大きなわだかまりが残りました。



この一家が無事にカナダへ辿り着き、
不法入国者として留置され、
難民手続きを始めていますように・・・

と思います。




2日間、長い書込みを読んでくださって、
ありがとうございました。





2017.02.18 Sat l 日本・世界の出来事 l コメント (2) トラックバック (0) l top
さて、CNNを観て笑ってばかりいちゃいけません。

少し長くなりますが・・・。



最近米加国境を徒歩で越えてくる
カナダへの不法入国者が増えている
という話です。



米加国境は、北緯49度線と
五大湖のうちミシガン湖を除いた4つの湖の中と、
アラスカ州との境である(大まかですが)西経141度線
と、
全長8891キロもあるんだそうです。

普通米加国境通過といったら、
ナイアガラの滝観光でアメリカ滝へも行くとか、
バンクーバーの住民はシアトルへ買物に行くとか、
国境沿いの市町村には、毎日アメリカへ通勤する人がいる
なんていう話もよく聞きます。


上記のような国境は、
きちんと国境警備隊が常駐する検問所があり、
パスポートやそれに準ずる書類も必要だし、
事と次第によっては取調室へ・・・てなこともあります。




昨今問題になっているのは、
そういった大掛かりな国境ではなく、
塀も柵も線引きもない、
木々のまばらな林の中にある、
目に見えない国境線上
でのことです。



例えば、先日ニュースに出てきた、
ケベック州とアメリカ(ニューヨーク州、バーモント州など)との国境


スーツケースとボストンバッグを持った1人の男性が、
膝ほどの雪に足も荷物も取られながら、
数メートル先で待っている
ケベック側の警察官二人に向かって歩いて来ました。

1メートルほど手前、お互いの顔がしっかり見えるところで、
警察官がフランス語(ケベック州の公用語)で告げました。

「そこで止まりなさい。
あなたは今違法に国境を越えようとしています。
一歩でもこちらに来たら逮捕します。」


緊張感は漂っていますが、
警察官は銃に手をかけているわけでもなく、
手に何かの書類のようなものを持っているだけ、
威圧的な空気はまるでありません

国境を越えようとしている男性の表情にも、
警察官を前にして恐怖とか脅えは全く感じられず、
疲労困憊しつつもどこか安堵しているようにも見えます。


両手を宙に上げている男性に対して
2人の警察官は淡々と次の指示を出していきます。

手を貸してスーツケースとボストンバッグを運び上げると、
男性が1メートルほどに積もった雪を超える手助けをし、

そこで1人が後ろ手に手錠をかけ、
もう1人は彼の少ない荷物を持って
停めてあったパトカーへ向かいました。


この男性はソマリア人
アメリカに避難民として入国しましたが、
まだ手続きが完了する前に
すだれピーマンの入国禁止令が出たため、
本国送還を恐れてカナダに逃れてきたのだそうです。


カナダへ入ってしまえば、
不法入国者扱いはされますが、

亡命したいという意向の元に、
カナダで新たに難民手続きが始まるわけで、

実際に難民と認定されるかどうかは判らずとも、
とりあえず本国送還はしばらく免れられます



線引きが目に見えない国境沿いでは、
この男性と同じような不法入国者
日々耐えません。

近隣市町村では困惑しながらも、
人道的立場から拒むこともしていません


彼らが平和な暮らしを手に入れるためには、
カナダに不法入国し逮捕されることから始まる
のを、
近隣の人々は気づいているからです。




どうしようもなくバカげた言動で、
世界で話題のコメディを見せてくれる
すだれピーマン政権ですが、

コメディでは世界はいびつにしか回らないし、
いびつになった狭間で苦しむのは、
これまですでに充分苦しんできた人々だ
ということを、

あの、自分以外にまるで興味のない人に、
どうしたら理解させられるのでしょうか?

70年も自分本位だった人には、
人権とか人道とか人情なんていう言葉の
入る隙は残されてないのでしょうか?




「国境の話(アメリカ側)」に続きます。






2017.02.17 Fri l 日本・世界の出来事 l コメント (2) トラックバック (0) l top
見たくも聞きたくもなかったすだれピーマン
(相変わらず嫌いだけど)ではありますが、
この頃見ちゃってます。

すだれピーマンの破天荒な言動のみならず、
周辺のあの人(スパイサーとか)この人(コンウェイとか)も、
ボスに負けじと思いもよらないことをしてくれますでしょ。



日本で報道されたとは思えませんが、

先日スパイサー報道官は、
すだれピーマンとカナダ首相の会談についての記者会見にて、

まず、自信たっぷりに登壇し、
ひと言ひと言ハッキリと、
「カナダ首相、ジョー・トルドーとの会談」が、
いかに稔りのあるモノだったか、
堂々とドヤ顔で記者らの前で語りました。

カナダのメディアは一斉に
「ジョー・トルドーって誰?」(爆!)


ジャスティン・トルドーなんです、正確には。

いやぁ、まずかったね、スパイサーさん
ドヤ顔で映っちゃったもんねぇ。
大笑いさせてもらいましたよ、カナダ人としては~。



今日突然開いた記者会見も、
すだれピーマンは口を尖がらせて、OKマーク作って
大人とは思えないような訳の判らんことをまくしたててましたね。

質問しているメディアの記者さんたちは、
真面目なことを真面目な顔して尋ねているのですが、
答えているすだれピーマンは、
まるで見当違いなこと「しか」言わないから、

それを聞いている記者さんたちの、
無表情を装っている顔つきが映るたびに、
「ホントはあほくさ~!と思ってるだろうな」とか、
「ここは爆笑するとこだよね~」とニヤニヤしてしまいました。


と、まぁ、何でもこの調子で、
その都度取り沙汰される
メディアとのさっぱり辻褄の合わないやり取りなんかも
どんどん面白おかしくなってきて、


こりゃもうバラエティだね、ソープオペラだね、
ホワイトハウスを舞台にしたリアリティ・ショーだね・・・

って感じで、目が離せなくなってきました。


日に一度はCNNを小一時間、
ツッコミ入れながら大笑いで観ています。




米国民および在住の皆様、ごめんなさい。
外から、他人事として見ている分には、
こんなに良くできたコメディはないのですよ。
だって、先が読めないんですから。
「次、何言う? どう出る?」って、ワクワクが止まらない(笑)。








2017.02.16 Thu l 面白いモノ・コト l コメント (2) トラックバック (0) l top
インターンシップの仕事も今週2ヶ月目に入った次男。

最初はきちんと始業10分前には
デスクに就いていたらしいのですが、
オフィスの内情に慣れてくるにつれ、
遅刻はしないけれどギリチョン。

だんだん本性が出てきました(笑)。



さて、インターンであっても
一応職員扱いしてくださるわけで、

ミーティングに列席させてもらっていると、
学生の身分では知るすべもなかった
大学運営の裏側が垣間見られるのですね。



入学希望者の人数や出身地、
学部・学科ごとの学生の異動、
学生個々の成績や進退など・・・


それらのデータをさまざまな側面から分析するのが、
次男の今携わっているお仕事で、

「今までこんな風に(自分のデータを)
全部見られてたなんて、思いも寄らなかった・・・!」


入学時のやっと引っかかった成績も、
右往左往して専攻を決めたのも、
面白いと思える勉強を始めたものの、
そんなに甘くなくて毎学期ヒーコラしている成績も、
全て事務局の職員の目に晒されていたわけですから、
次男がビビるのは想像に難くありませんけどね~(笑)。




大学は成績ばかりを見ているわけではなく、
特に専攻を途中で替える学生や、
中途で転学や退学する学生などの
傾向を判別する
ためにも、
いろいろな角度からデータの解析をしています。





さて、今日のミーティングで出た最新の情報が、
ほぼノンポリの次男もビックリ!



来年度(今年の9月以降)の入学・転編入希望者について、
現時点での出願状況の説明があったそうですが、

なんと、
国境の南=米国からの留学志願者数が大幅増!
だったそうです。


志願者がアンチすだれピーマン系アメリカ人かどうかは、
そこまで詳細な話は出ず、次男にも解らなかったのですが、
大学側は、
「現すだれピーマン政権がこの状況の一因でないとは言い切れない」
と考えているのだそうです。



アメリカが住みにくく感じるアメリカ人が
カナダへ移住を考えるだろうことは、
すだれピーマンが選挙に勝った時点から
まことしやかに言われていましたが、

世界に名だたる名実相伴う大学が
全米各地にあるにもかかわらず、

移住以前に学問をするのでさえ、
わざわざ国境を越えて、
地元民より高い授業料払って、
カナダの大学で勉強しようと考えるなんて、

アメリカは、もしかしたら、
出来上がる前の新鮮な頭脳のうちから、
頭脳流出を促進しちゃってるかも???





さて、増えた留学志願者のうちのどれだけが、
9月から実際に入学して
次男と同じキャンパスを歩くのでしょうか?



あ、それが解る前に次男の契約終わっちゃうんだ~。
つまんないのぉ~。







2017.02.15 Wed l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日(月曜日)カナダのトルドー首相が
すだれピーマンと会談
しました。

昼のニュースの最中にライブで流れた
会談終了後の記者会見を見ていたら、
トルドーとすだれピーマンの
決定的な違いが判りました!




記者たちの前に姿を現した二人。
先に話したのはホストのすだれピーマンです。

彼は、開口一番からストレートに
「両国の関係を良好に保つことはお互いに大切だから、
あらゆることに慎重に対処したい」
という意味のことだけ短く話し、

山積みになっている様々な問題には言及することなく、
「とりあえずここはお茶を濁しておこう」的な
いつも攻撃的なすだれピーマンらしくない、
けれどとってもピーマンらしい中身のない言葉で終わりました。




代わってトルドーが最初に口にしたことは、
週末から大雪で大混乱の東海岸の住民に向けた
お見舞いの言葉でした。

自分の国、隣国で起こっている自然の猛威と
それを被って苦労している人々に対して、
「ちゃんと気にかけていますよ」という姿勢を
公の席で表明することを忘れない


大雪で困っている人にしてみれば、
今必要なのはNAFTAでも移民政策でもなくて、
除雪や停電の修復なわけで、

自国・隣国の首相がそこに(口先だけでも)
大舞台から言及するのを聞くのは
ちょっとした安堵を与えるというものです。

ホントにくっさいけどトルドーは、
あの場所とタイミングでこの一言が言えるかどうかで、
有権者の彼に対する印象が左右される
ことを
熟知していますね。

こうしてまず両国民のトルドー感を温めておいてから
本題に突っ込んでいくと、
人は自然と聞き耳を立てるようになる

・・・ということも良~っく御存じです。

お父さん(故ピエール・トルドー首相)ほどの
力もカリスマもないけれど、
流れている血はまさに政治家のものだなと、
見せつけられた会見でした。



一方のすだれピーマンは、
そういった余計なこと(?)に時間を費やさず、
その時必要なことだけ、

それが真実であろうとなかろうと、
「その他大勢が知っておけば良いコトだけ」
を公にしてその場を収め、
大事なツメは密室で・・・。

民衆の窮状や心情よりも
「時は金也」的なところは、
利益優先のビジネスマン

そのものではないですかね?



職業柄っていうのは、
こういう場面で露呈する
ものなんだなぁ~と、
本題から外れたところに
注目してしまったことでした(笑)。




カナダ国民としては、
トルドーにはもっとガンガン攻めて欲しいところですが、
相手は頭の固いおじーちゃんだし、
何せトルドーはサラブレッド政治家ですからねぇ。
どこか狸なのは否めませんわ。

せめてすだれピーマン爺に、
「良くも悪くも政治家の正しい振舞い方」を
伝授して差し上げて欲しい
ものでございますよ。

ま、ムリだろうけど~。






2017.02.14 Tue l 日本・世界の出来事 l コメント (2) トラックバック (0) l top