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オペラ歌手の話です。

去年の1月だったと思いますが、米国人のテノール、スティーブン・コステロとソプラノのアイリン・ペレスという夫婦歌手を知りました。
夫婦どちらも見目麗しく、声も素晴らしく、演技も上手。三拍子揃ったオペラ歌手、それも夫婦でなんてあまりいません。

ひっさびさに、オペラに燃えちゃいましたね、このカップルのせいで。

インターネットで2人に関することをいろいろ調べていたら、二人共演する「椿姫」の情報を見つけました。

最初のは、ロンドンのコヴェント・ガーデンでの公演がYoutubeでも見られるという、5月のもの。
第1幕は逃しちゃったけど、2・3幕を見て大興奮!
オペラ歌手というよりは、オペラが歌える俳優みたいな2人だったので、Youtubeだというのになんかものすごっく感動して、涙ちょちょぎれてました。

次に見つけたのが、6月末から7月上旬のサンフランシスコ歌劇場での「椿姫」。
こちらは、残念ながらYoutubeはなし・・・(ってそれが普通だけど)。でも、サンフランでは野球場の大スクリーンで、ピクニックしながらオペラが観られるという催しをやっていました。

「あ~、観たいっ! あの夫婦の椿姫、観たいぞーっ!」

熱上がる一方。だってサンフランシスコ、ここから近いじゃない。行って行けない距離じゃないっ!

とそんな時、夏休みの旅行について主人から相談がありました。
何気なくでもちょっとは期待して、「サンフランでオペラ観たい」と言ってみたら、主人が行ってみたいグランド・キャニオンとラスベガスに付き合えば・・・という条件付でOK!

やたっ!やったぞっ!!
ついに、コステロペレス夫妻の椿姫が観られるのだっ!!!

果たしてそれは、Youtubeとは比べ物にならないくらい、素晴らしい歌と演技。「もうこれ以上すごいオペラが観られなくてもいいもんね~」と思えるほど、至福の時でございました♪♪♪

そしてこのオペラ熱は、夏の終わりの嵐熱に取り憑かれるまでずーーーーーーーっと燃え続けていたのでした。

嵐に興味が移っても、オペラ雑誌は読み続けていた(る)し、テレビでオペラや声楽番組があれば観ていた(る)し、そこにコステロ、あるいはペレスの名前が出てくれば狂喜乱舞してたんですけど。



はぁ、ここからがショックなんですわ・・・。

つい先ほど、フェイスブックを開けたらば・・・。
スティーブン・コステロが、「アイリン・ペレス離婚を前提として別居しました」と書き込んでいるではないですか!!!

えええええーーーーーっ!?!?!?

そりゃないっ! うっそでしょぉー!?
つい数ヶ月前まで、あんなに夫婦歌手ってあちこちで売っていたではないですかっ!?!?!
そんなの、止めてぇぇぇーーーっ!

北米のメディアでは、「オペラ界のビヨンセとJayZ」っ呼ばれてたくらい、長く一緒に仲睦まじく同じ道を歩んできた2人だったのですがねぇ。
やっぱり、ありがちですが、夫婦がいつも同じ舞台に立てるわけじゃなくて、地球を跨ぐようにうーんと離れて仕事をすることの方が多いでしょうから、夫婦としての関係を保つのはきっと大変だったんでしょうね。

好きだった二人・・・というか、夫婦のどちらもが美貌と才能に恵まれていた類まれなカップルで、だからこそ好きだったというところもあるので、別れてしまったのは、一ファンとしては偉くショックです。悲しいわぁ・・・。


とはいえ、今後も彼らどちらが出ているとしても、テレビで放送されるオペラやガラ・コンサートなどで名前を見つけたら、絶対に観るつもり。
それぞれの才能には、やっぱり惚れこんでますからね~。



2015.02.10 Tue l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私自身は1~2年に一度、何だかんだと理由を見つけて(作って?)は一人で10日から2週間ほどの短期間、日本にいる母に会いに行きますが、ウチの家族全員での日本行きは、もともと大人4人分の飛行機代だけでもバカにならないこともあって、数年に一度です。「どうせそれだけ払って行くんだったら、長逗留してあっちもこっちも観光する」というパターンなので、大抵1ヶ月ほど滞在します。

普段私と主人がどこか(比較的近場)へ旅行するときには、誘っても「やだ」としか言わない息子たちも、日本へ行くのは絶対に嫌がらない・・・どころか、率先して行きたい場所だのやりたいことだの買いたい物だのを見つけてきます。

主人は主人で、子供らほど熱心に調べない分、かなり大雑把に、たとえば食べてみたいものだとか見てみたい名所だとかの名前を挙げたりします。

3人の言うこと、ぜ~~~~~~んぶ!接点なし。ともかく「好き勝手」なことばっかり。(唯一アキバのみ共通項。)

そうやって言いたいこと行ったら、日本行きに関わる彼ら3人の仕事はお終い。
「あとはお母さんに任せておけば、旅行プランは作ってくれる。交通機関や宿の手配もやってくれる。日本に着いたらガイドしてくれる」と、全部こっちに回ってくるのです。


そりゃね、その昔3年ほどでしたが、旅行会社で国内旅行の窓口やってたので、昔取った杵柄、やって出来ないわけじゃぁないですよ。

でもねぇフツー旅行社を利用するお客さまは、ウチの3人のようなメチャクチャなことおっしゃらないじゃないですか。ちゃんと最初から「どこそこへ○日間ほどで行きたい」「××を訪れたい」など、まず目的地がはっきりしてますよね。
だからお世話をするにも、ご希望に副ったものや場所を見つけることができるというものです。



ところがウチのお客さんたちは、まず日本の地理にまったく疎い。だから言いたい放題になっちゃうわけです。


言われた私は、とっ散らかったパズルのピースをはめていくように、彼らの要望をまとめるところからはじめるわけで、これがもう、毎度めっちゃんこ頭痛の種・・・。
あ、「むずい」だ、「むずい」んですわ。


どんだけ「むずい」かって、たとえば今年の帰省について3人から出たリクエストは・・・。

1.北海道で炉辺焼きを食べる。
主人の好きな紀行番組で、北海道のどこか(←ちゃんと覚えとけーっ!)の炉辺焼き屋が出てきて、美味しそうだったってだけ・・・。
北海道の食べ物ってったら、炉辺焼きよりもジンギスカンとか札幌ラーメン、蟹だイクラだシャケだー!とかじゃない、フツー?

2.座間(神奈川県)にある日産のギャラリー(?)に行きたい。
車大好きな長男は、自分の愛車日産スカイラインに関係した場所ならどこでも行きたい、何でも見たい。
車関係のフォーラムで見つけた情報らしくて、「もしかしたら一般公開されてないかも?」なんてことも言ってました。ったく、中途半端な情報流さないでよ・・・。

3.富士山に登りたい
次男、どこかで富士山は誰でも登れると聞いて、「んじゃ僕も日本一の山に登ってみたい」と・・・。

4.沖縄の海、できれば離島でのんびりしたい。
基本海が好きな主人、前回は本島恩納村近くに滞在したので、今度は離島に行こうと言い出しました。

5.大相撲見たい。
長男は3年前に友達と一緒に日本へ遊びに行って、名古屋場所を見てきました。それを聞いて以来、相撲好きな主人は自分も見たい!行きたい!し、次男も「あのデカい相撲取りを間近で見てみたい」と、3人一致の希望。

6.大仏さん見たい。
次男、ともかく大きいものを見たいらしくて、奈良の大仏様を見に行きたいんだそうで。 これなんか、いざとなったら鎌倉の大仏様にすり代えてしまおうか・・・と(笑)。

主だったところがこれら6項目+秋葉原。
しかしながら、リストはまだまだ、漠然と「九州行ってみたい」とか「小笠原も面白そう」とか、続くのでございます・・・(タメイキ)。

これらに加えて外しちゃならないのが、母に会うこと。
数年ぶりに会う婿さんと孫たちですから、数日かけて一緒にどこかへ出掛けたりしたいところなわけです。



もう、こんだけあると、ヤダ。
毎度この時点で、「全部丸投げしちゃるーーーーーっ。あ゛ーーーっ、丸投げする相手がいないーーーーーっ!!」 頭抱えちゃうんすよ。

何日かしてちょっと頭冷えてくるとパズルのピースに取り掛かれるんだけど、今はまだダメ・・・。

夏の飛行機や宿の手配はどんどん決めないとならないんですがぁ~(泣)。
はぁ~、どうしよ~・・・。





2015.02.09 Mon l 旅行 l コメント (0) トラックバック (0) l top
・・・と言われますが、ただの生き物じゃないなぁと思います。
同じ様相を保つんじゃなくて、どんどん変化していくものね。ちょっとミュータントって感じかしら。

以前ここでも「超・チョー」がついた言い方にとまどったことを書きましたが、近頃は「激」「塩」「鬼」「神」に困ります。
「激」はそれでも文字通り「激しいほど」という意味だろうと、割と簡単に察しがついたのですが、あとの3つはどうにもこうにも、どういう意味でつけられたものなのかが想像つかなくて・・・。

ぐぐってやっと「はぁ、さようでしたか・・・」となりましたけど、それでもまとわりつく違和感はどうにも処理しがたく・・・。
たとえ使ってみなされと言われても、まず「正しい使い方」はできそうにありませんわ。


それから、「むずい」。
これなんざ、ミューテーションの典型じゃないかと思います。
初めて知ったときには「むずがゆい」と言いたいのか?と勘違いしました。

ねぇねぇ、どーして「かし」って二文字くらいそのまま言えない? 二文字省略したところで、どんだけ得? 
古い日本語を寝かせたまま外国語環境で24年暮らすと、頭の中、にっちもさっちもいかなくって、やたら突っかかりたくなってきます。すみません。



とはいえ、英語だって変わってきてます。

カナダへ来て最初の買物は、子供達の雪靴。靴屋さんで試し履きした息子らに向かって、店員さんの一言が
「Comfy?」
状況から「Comfortable」だというのは判断つきましたが、後で主人と「Comfyなんて初めて聞いたねぇ」と顔を見合わせてしまいました。

それから先、子供らが英語を身に付けはじめると、そりゃもうたくさんのスラングを家に持ち帰ってくるわけで、古い(?)英語の親2人はその都度「へぇ~!?」。

ちょっと並べてみましょうね。

Thingを軽く強調した感じで「Thingy」 
Goodの最上級Bestをもっと強調したいときには「Bestest」


同じ単語でも辞書に載っていない使い方が増えているものもいろいろあります。

Insane は辞書には「狂気の・正気ではない」などと出ていますが、昨今の口語では「信じられないくらいすごい!」という肯定的な意味に使われます。
例: His guitar tech is insane! ヤツのギターテク、超すげー!


新造語の代表としてこんなの、挙げてみます。

Chillax チラックス。 Chill(冷やす、気分を落ち着かせる)とRelaxをくっつけた言葉です。お分かりでしょうが、力を抜いてのんびりするといった意味になります。


英語圏で暮らして15年、日本語も古臭ければ英語も古臭い・・・。
語学は奥行きも幅もスピードもあり過ぎで、なかなか追いつけませんです(笑)。



2015.02.08 Sun l 言語・英語・日本語・トルコ語 l コメント (0) トラックバック (0) l top
・・・なコマーシャル見つけちゃいました。

http://www.ispot.tv/ad/7XEa/2015-acura-rdx-drive-like-a-boss-song-by-blondie

ちょうど私が今乗っているのCMでもあるんですが、わはは! この女性と同じこと、私いっつもやってます。

もちろんそのものもすごく気に入っていますが、それ以上にカー・オーディオの音質がすこぶるよろしい。
息子らと一緒のときはめっちゃ嫌がられるのでダメだけど、一人で乗ってるときには、嵐はもちろんオペラでもクラシック・ロックなんか聴いてても、ガンガン一緒にってますね~♪ 
の中、カラオケ・ルーム状態っす。下手だろうが間違っていようが、どうせ手も聴衆も自分一人だもんね~(笑)。

実際掛かってきた電話に返答すると、CMのように音楽一時停止します。
だから、この女性のようにい続けるのは、よっぽどノリノリ♪じゃないとできないけど~(笑)。


なんてことない話でしたが、今テレビで自分の姿を見つけてしまった!って、面白くなっちゃって・・・。





2015.02.07 Sat l l コメント (0) トラックバック (0) l top
・・・というドラマが、日本よりも数日遅れでTVジャパンでも放送されています。

原作は重松清さんで、以前一時期ハマって何冊か読んだのですが、この作品はタイムトラベルってのがイマイチ「?」だったので手を出していませんでした。

そんなところへテレビドラマ化、西島秀俊さん好きだしTVジャパンで放送されるんだから、「んじゃ、見てみよっかね」って。


西島秀俊さんを初めて知ったのは、「八重の桜」の山本覚馬でした。凛々しく理性的で文武両道の、イマドキの言い方をしたらイケメン武士っていうのかしら。カッコいいお兄ちゃんでしたね。

次に見たのが「MOZU」の倉木警部。山本覚馬との共通項は文武両道なところではあるけれど、めっちゃダークサイド・・・。アクションも多くハードボイルドなドラマで、毎回怖い怖いと思いながらも見ずにはいられない面白さでした。

いずれにせよ、その2作品で私の中に出来上がった西島秀俊さんのイメージは、硬派というか力のある役柄の似合う人でした。
そこに、ほら「流星ワゴン」のお父さんですよ。

勤務先からリストラされて、奥さんとは不仲で、息子は家庭内暴力に走ってしまった、泣きっ面を蜂に刺されっぱなしなお父さん役。
えええぇぇぇ??? そんなの似合わない気がするんですけどぉぉぉ? 

・・・と思いつつ見始めた「流星ワゴン」でしたが、なかなか面白いじゃないですか!
ちょっと情けないお父さんの西島さんはホントに情けなかったし、ワゴン車でタイムスリップするたびに少しづつやる気を取り戻して、目前の問題に果敢にチャレンジしていくお父さんは真摯で頼もしく見えます。


そういえば、一雄の父、忠さん(←食えないオヤジだなぁと思いますが)を演ってる香川照之さんも、「MOZU」で倉木警部とガッツリ組んでましたね、大杉警部(補?) 。
香川さんといえば、半沢直樹やルーズヴェルト・ゲームとか、にこやかにしていても絶対に腹にイチモツある役がすっごく上手だと思いますが、「坂の上の雲」の正岡子規役はダントツ素晴らしかったと思います。


お気に入りの俳優さんが二人も出ている流星ワゴン、これから先、過去を見直しながら本当に軌道修正ができるのか?
西島さん演じる一雄の、父親との関係修復もなされるんだろうか? 
とっても気になるドラマです。


2015.02.07 Sat l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨晩の天気予報にはなかったはずなのに、今朝5時前に起きてきたら外にはがチラチラ・・・。
多くはなかったけれど、車はふんわりとに覆われていました。

それでも9時半くらいには雲はいなくなり、残った薄い雲の向こうに太陽と青空が見え隠れし始めて、気温も-14℃から少しずつ上がりだしました。


10時半、昼からの授業に出る次男を送っていく道すがら写したのが、下の2葉の写真です。(ドライバーは次男。ちゃんと免許の更新してきました~。)


並木道

↑ 子供らが通った小学校前の並木道です。

枯れ枝がすべてに覆われていて、陽にあたるとキラキラとまるでラメのドレスのように光ります。


↓ 住宅地の外れ、幹線道路沿いにあるオフィスビルの前です。

駐車場を囲むように植えられている常緑樹も、化粧。

オフィスビルの前





今日のように気温が低くて、降った軽いが綿のように木々を覆っているときにお陽さまが出ると、私には本当に美しく見えます。
雪国を知らずに育ったので、一冬に数えるほどしか見られないこんな輝くような景色は、15年経っても見るたびに感動してしまいます。

いつもなら運転しながら、「うわぁ、綺麗~!!」と片目で通り過ぎるところ、今日は助手席にいたので写真に残すことができました。ラッキー!!






2015.02.06 Fri l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top
過去3週間ほどなんですが、Collection Agency(集金代行業者)に悩まされています。

ことの発端は2年ほども前のこと、ハワイへの旅行中に思いがけなく腎臓結石を患って、救急車のお世話になったことでした。

長い話をうーんと端折っちゃうと、その時の救急車の出動費が未だ支払われておらず、2年近くもたった今頃、集金代行業者を通して直接私に請求されてきたわけ。

こっちはもう保険会社に全権委託しちゃったわけだし、しつこく書きますが何しろ2年近く前の話。
保険が利いてるのは判り切ったことでもあったので、何の話じゃこりゃぁ~!?の世界ですよ。

業者は、単純に救急サービス会社から「集金できてないから取ってきて」と依頼されただけで、こっちの保険会社の話にはまったく無頓着で、私がいくら「保険会社に話して欲しい」と言ったところで聞く耳持たず・・・。
私にしても、保険で賄われてるはずだから「集金できないなんて有り得ない!」としか言えませんわね。

とりあえず、主人から保険会社に連絡してもらったら、保険会社から救急サービス会社に提出した書類がなぜかちゃんと担当者に渡っていなかったということが判明。そこに今まで気付かなかった両者も両者だけど・・・。
それから数日後には、保険会社からも「全て完了しました。支払いも済んでます。集金代行業者にも連絡済みです」という返答をもらったので、一件落着だと信じていたら、なぜかしつこくしつこく電話かけてきては留守電残すんですよ、この業者・・・。

あんまりうるさいから、今日はたまたま掛かって来たときに家にいたせいもあって、電話出ちゃったんですけどね。ちゃんと話しておこうかと思って。


そしたらさぁ、んまぁ、腹立つったらないの!

この件には保険会社は関係ないとか、業者と私との間の問題だから早く支払えとか言うわけですよ。
だから、私も負けじと、「いんや、ウチの人が保険会社を通してちゃんと救急サービス会社に支払いが済んでることを確認してるし、保険会社からもあんたらんとこに直接連絡が入ってるって話だから、あんたら、依頼主の救急サービス会社に訊いてみんしゃい!」てなことを言い返したんだけど、それでも同じことを繰り返して、保険会社が何を言おうと知ったこっちゃないって言うんだよね。

それで、怒髪天を突いちゃいましたね。人の話、ちゃんと聞いとんのか、うりゃぁ~!つって。
売り言葉に買い言葉ですよ、もう。

「ちょっと、あんた! 自分とこの依頼主にも仕事内容や進展状況の確認とかしてないって訳?え? そんなんで良いわけ? ウチに何だかんだって文句言う前に、救急サービス会社に支払いが済んでるかどうか確かめてからにしなさいよっ! それとも何? ウチから二重取りってアコギなこと企んでるって?え? ちょっと、聞いてんの?! おいっ!」

とまぁ、日本語にしたらこれっくらい乱暴な言い草で突っかかってったら、電話、ブッチン!・・・切りやがった・・・。

きっぶん、わっりぃーーーーーーーっ!!!


という訳で、午後のひとときが、めちゃくちゃ不愉快になってしまったのでありました。


普段から、気分転換には音楽聴くのが一番!
特に荒れた気分にはクラシック・・・って今までそう思ってたんで、好きなコンチェルトを流したのですが、まるっきり効果なし。まだ怒髪天を突きっぱなし・・・。ドラゴン・ボールのサイヤ人頭。

くっそぉーーーーっ!



んじゃ、やっぱ、嵐・・・試してみるべきかしら?

嵐の曲の中でも、バラードを聴く気分ではなかったので、早めのビートで短調の曲、Endless Game、BreathlessとかTruthなんかいくつか立て続けに流してるうちに、怒りが落ち着いてきました。


へぇ、そういうもん?
いや、不思議。
どう考えてもSoothingな曲じゃないのに、鎮静効果があるってどうして?

毒をもって毒を制す・・・って感じかしら?

だとしたら、クラシックの中でも好きなコンチェルトじゃなくて、たとえばワルキューレの奇行とか、武満さんとか、あるいはもちっと奇抜にリゲティの作品あたりを聴けば良かったのかもしれない。

ふむ・・・。
今後の研究課題だわ。


ま、いずれにしても、イヤな気分のときにも嵐♪・・・ハハハ!


(本日は、たいへん言葉遣いが悪くて失礼いたしました。おほほ!)



2015.02.05 Thu l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
アルバータ州では、14歳になるとLearner's Licenseが取れます。
Learner's License(アメリカだとDriving Permitsという言い方をするところもあります)は、文字通りLearner=習う人のための免許なので、助手席には本免所持者が同乗することが条件。

そのLearner's Licenseを取るには、コンピューター上で四択(だったと思う)問題30問のうち、25問正解すれば良いだけ。
試験の受付と受験ができる登録所には、免許取得のための小冊子が用意されていて、それを充分読んでから挑めばほぼ合格できます。

Driving Schoolと呼ばれる機関はありますが、日本のように運転コースがあってそこで運転技術の基本を学ぶような施設はなく、ただ教官と教習車をレンタルしてくれて、少しだけ机上講習もあります程度のものです。
習う人が指定する場所、自宅前とか学校の駐車場などに、教習車に乗った先生が来てくれるわけで、つまり、Learner's Licenseを取ったら、運転の練習は即行路上で行われるということなのです。

教習車で教習を受ける人ばかりではありません。
教習料金てけっこう高いし(大抵12時間の路上運転と10時間の講習で1000ドル前後)、教習校の修了証がある利点は保険に雀の涙ほど割引サービスがつくだけなので、隣に本免持ちの親兄姉など身近な人に乗ってもらって、自分ちの車で路上に出て練習する人もいます。

さて、そうやって練習を重ねた後本免試験=路上実技のみに挑み、守備よく合格すれば本免・・・とストレートに行ってたのは数年前まで。

ちなみに、14歳でLearner's Licenseを取れると書きましたが、本免の試験は16歳にならないと受けられません。2年間は否応なし、単独で運転は許されないのです。
そして16歳で「いざっ!」と本免取った子供たち、嬉しくなってはしゃいじゃって・・・若者の事故が多い・・・というのを受けて、今では16歳で(あるいはそれ以上何歳であっても)本免を取っても、いくつか「やっちゃダメ」な条件付き本免で、最低2年間修行を続けなくちゃならなくなりました。
修行期間後、再度実技試験を受けて合格すれば、晴れて堂々の本物本免所持者になれるのです。

でもね、「やっちゃダメ」条件ていうのが、例えば深夜の運転ダメとか、減点許容数が少ないとかそういったことで、普段の通学や友達とつるむくらいだと、そんなに支障が出るような内容ではありません。
だから、ほとんど本免持ちと同じなんですよね。


そのおかげで・・・

次男、先日の誕生日で条件付き免許が期限切れだったことを、スッコーーーーン!!と忘れていました・・・。

年明け早々に、ちゃんと州の交通局から「もうじき免許書き換えだよ~」というお知らせは届いてたのに、それすら忘れてたという。

だから、今、無免許。
本物本免の試験を受けてるヒマがないのは解っているので、「ともかく今の免許の書き換えだけでもしちゃいなさいよね」と言ったところです。
じゃないと、いつものように週末に友達と映画なんか行かれないんだし、それ以前に、あっちゃこっちゃ私が運転していかなくちゃならないのがヤ~だものぉ。




2015.02.04 Wed l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日の朝は長男が私の車で登学、私のトレーニングに間に合うように帰宅しての第一声が、
「お母さん、今日は滑るよ。」
でした。

週末の雪と氷点下二ケタの気温のせいで、道路状態がとても悪くなっているだろうということは簡単に想像つきます。
だから、内心「今日のトレーニング、行くのやだなぁ」と、ちょいと逡巡していたところでした。

「でもね、ここらへん(住宅街)だけ。メインに出ちゃえばほぼ乾いてっから。ここらだって、問題なのは曲がるときだけなの。えっれぇ滑る・・・つか、曲がれないからね。」

という長男の話に割って入ってきた次男、
「お母さん、今日はさ、どこを走るにしても、90 year-old granny driving in a school zone で行くっきゃないんじゃね?」

はぁ、90歳のおばあちゃんが通学路(時速30キロ以下)を運転する感じかぁ・・・。ごもっともなご意見でござんす。

長男: 「それでも曲がりきれないかもしれないくらい、滑るから。」

私: 「ええぇ? んじゃどーしろと言うんだよぉ(半泣き)。」

長男と次男: 「曲がりたいのに車が勝手に真っ直ぐ突っ込んで行きそうになるから、そうしたら、ともかくペダルから足を離せばいいの。絶対にハンドルをさらに切ろうとか、ブレーキ踏もうとかしちゃダメ。スピンすっから。あとは車に任せる。ちゃんとコントロールしてくれるからさ。」

私: 「そんなこと、いつものスケートリンク道路と同じじゃないの。他に得策はないのぉ?」

長男と次男: 「ないっ(キッパリ!)。」


いつものスケートリンク道路・・・とはいうものの、実際には、そういうコンディションの時には必要最低限しか運転しない私です。だから、経験値は低い・・・。
しかし、トレーニングは行った方がいい。
ま、危なっかしいのは住宅街だけなのだから、そこは90歳のおばあちゃんになり切ることにして、出掛けました。

往路、メインの幹線道路はほぼ乾いていたのですが、一箇所スパン・アウトした車が2車線をまたいで止まっていたのを見たときには、他人事とはいえちょっと肝を冷やしましたねぇ。でも、無事にジムに到着。

さて復路、ウチのある住宅街の、いつも雪の後やちょっと大雨のときにはかならずスリップしやすくなる曲がり角で、息子たちの予言的中しちゃいました。

曲がり角が曲がれなくて、「わぁーっ、このままだと正面の家のガレージに突っ込んじゃうっ!」と、ハンドル切ってるのに車は直進しそうだ~の瞬間、2人に言われたこと「ペダル(このときはブレーキ)から足を離す」が頭に浮かんで、「おしっ!」とばかりに足・・・つ~か膝からまるで腿挙げみたいに持ち上げたら、多分1秒とかかってないと思うけど、車にトラクションを感じて軌道修正可能な状態になり、他人んちに突っ込むスリップ事故回避!

ほぉぉぉぉ・・・。


いやぁ、この冬初めての冷汗運転でした~。
冬の悪コンディション日の運転には当たり前のことであっても、もし家を出る直前に息子らが言ってくれなかったら、咄嗟に同じ対応ができたかというと、う~ん、正直わからないです。
だから、昨日は彼らに感謝しました~♪

息子ら、お母さんは運転苦手、怖がりだというのをよく知っているので、季節を問わず似たようなアドバイスはよくしてくれるので助かってます。

アドバイスだけで充分ありがたいんだけど、時々私を助手席に乗せてるときに、「わざと」スリップさせたりして
「こういう時はこーすんの!」
って実技講習してくれるのは、心臓縮み上がるばっかであまりありがたくないっす・・・。



2015.02.03 Tue l カルガリー・アルバータ・カナダ l コメント (0) トラックバック (0) l top
今日は次男の20歳の誕生日です。

日本に住んでいれば堂々の成人ってところですが、カナダでは18歳で法律上成人なので、親としても18歳の誕生日の方がちょっと重ためで、ハタチの誕生日っていっても特別なお祝いするってもんでも気分でもないです。

しかしながら、10代と20代ではな~んとなく、子供に対する目線が変わる気がします。
ティーンエージャーって、ここじゃいくら成人扱いされてても、「まだティーンじゃん」って意識が抜けないけど、20代に突入するとどこか頼ってもいっかな?って思える。

それから、あっち(子供ら)の私(母親)への態度や言葉の端々に、同等感、親子という感覚に加えて人対人の対等な感覚が如実に出てます。もう、親を見上げる立ち位置じゃなくなったってことでしょう。

あぁ、私の場合は、車やコンピュータに関することなどは特に、何だかだと子供に教わる事が多いので、すでに見下ろされてるんですけどね(笑)。

今はまだ大学生で自宅から通学してますが、もう数年もすればここを出て行くわけで・・・。(ホントに出てってよねっ!)
それまでは、ウチの若い大人2人にせっせと頼っておこうと思います。



2015.02.01 Sun l 自分のこと・家族のこと l コメント (0) トラックバック (0) l top