カナダから空路アメリカへ行く時の
アメリカ入国手続きはちょっとユニークだと
今回出掛けて気がついたので、
また旅行の話が続く感じですが、
書いてみようと思います。
陸路の場合は
先日国境の話でちょっと触れたように、
高速道路の料金所のようなところで入国審査をします。
ホントに料金所にそっくりな窓口に車を横付けし、
車内全員のパスポートを渡すと、
管理官が車の中を覗き込むようにして
顔写真と実物を確かめます。
「どこへ行きますか?目的は?」
とありきたりの質問をされ、
何も怪しいモノがなければ、
「Welcome to the USA!」とか
「Have a nice trip!」とか言われてお終い。
ちなみに、カナダ人、カナダ在留資格のある人は
パスポートじゃなくても
カナダの運転免許証があればOKです。
さて、カナダからアメリカへ空路で移動となると・・・。
空港の中にアメリカの税関と入国管理局があるんですよ。
これ、ひと昔前に長男が友達と
ロサンゼルス経由で日本へ出発したときの写真です↓

(かなり古い写真なので現在とは様子が違いますが、内容的には解っていただけるかと・・・)
カルガリー空港のカウンターで
通常通り搭乗手続きを済ませたら、
この「アメリカ税関入口」を通ります。
事実上、その数百平米エリアはアメリカ。
(緑で囲んだところです↓)

セキュリティを通過した後、
審査官にパスポートを出して、
アメリカ入国目的や滞在期間、税関申告内容を問われて、
ナニゴトもなければアメリカ入国完了👍
搭乗ゲートへ進めます。
ちょっと調べたら、
このシステムは「Preclearance(事前承認)」
と呼ばれるもので、
カナダの主要空港8カ所で運用されています。
カルガリー(カナダ)を発つ時にはすでに
アメリカに入国したことになっているので、
現地に到着したら
まっすぐバゲッジクレームへ進んで荷物を受け取り、
目的地へ向かうことができます。
じゃ、カナダへ帰国する時は?というと、
これは普通・・・。
カナダに着いてから入国審査と税関申告するので、
今じゃキオスク待ちの列に並ばなくちゃなりません。
とはいえ、その税関申告書に何も問題がなければ、
入国管理官の窓口も素通りですから、
いちいち窓口で管理官と言葉を交わしていた頃に比べたら、
格段に速く済みますけどね。
こんな風に米加国境越えには
いろいろ特別措置があるわけですが、
もう一つ付け加えておくと、
NEXUS(ネクサス)というカードもあります。
基本、仕事で頻繁に米加を行き来する人向けのようで、
5年間有効の通行証みたいなものです。
NEXUSを持っていると、
両国国境通過がカード一枚で済むらしいです。
やっぱりね、
「アメリカがクシャミするとカナダは風邪を引く」
って言われるくらい、
否応なしに近くて緊密な関係なので、
こうした利便性を計っているんですよね。
日本の方でも、
日加往復にアメリカのどこかを経由したら、
カナダからの帰国便では
このアメリカ入国体験をすることになります。
面白い経験になるかもしれませんよ😄
アメリカ入国手続きはちょっとユニークだと
今回出掛けて気がついたので、
また旅行の話が続く感じですが、
書いてみようと思います。
陸路の場合は
先日国境の話でちょっと触れたように、
高速道路の料金所のようなところで入国審査をします。
ホントに料金所にそっくりな窓口に車を横付けし、
車内全員のパスポートを渡すと、
管理官が車の中を覗き込むようにして
顔写真と実物を確かめます。
「どこへ行きますか?目的は?」
とありきたりの質問をされ、
何も怪しいモノがなければ、
「Welcome to the USA!」とか
「Have a nice trip!」とか言われてお終い。
ちなみに、カナダ人、カナダ在留資格のある人は
パスポートじゃなくても
カナダの運転免許証があればOKです。
さて、カナダからアメリカへ空路で移動となると・・・。
空港の中にアメリカの税関と入国管理局があるんですよ。
これ、ひと昔前に長男が友達と
ロサンゼルス経由で日本へ出発したときの写真です↓

(かなり古い写真なので現在とは様子が違いますが、内容的には解っていただけるかと・・・)
カルガリー空港のカウンターで
通常通り搭乗手続きを済ませたら、
この「アメリカ税関入口」を通ります。
事実上、その数百平米エリアはアメリカ。
(緑で囲んだところです↓)

セキュリティを通過した後、
審査官にパスポートを出して、
アメリカ入国目的や滞在期間、税関申告内容を問われて、
ナニゴトもなければアメリカ入国完了👍
搭乗ゲートへ進めます。
ちょっと調べたら、
このシステムは「Preclearance(事前承認)」
と呼ばれるもので、
カナダの主要空港8カ所で運用されています。
カルガリー(カナダ)を発つ時にはすでに
アメリカに入国したことになっているので、
現地に到着したら
まっすぐバゲッジクレームへ進んで荷物を受け取り、
目的地へ向かうことができます。
じゃ、カナダへ帰国する時は?というと、
これは普通・・・。
カナダに着いてから入国審査と税関申告するので、
今じゃキオスク待ちの列に並ばなくちゃなりません。
とはいえ、その税関申告書に何も問題がなければ、
入国管理官の窓口も素通りですから、
いちいち窓口で管理官と言葉を交わしていた頃に比べたら、
格段に速く済みますけどね。
こんな風に米加国境越えには
いろいろ特別措置があるわけですが、
もう一つ付け加えておくと、
NEXUS(ネクサス)というカードもあります。
基本、仕事で頻繁に米加を行き来する人向けのようで、
5年間有効の通行証みたいなものです。
NEXUSを持っていると、
両国国境通過がカード一枚で済むらしいです。
やっぱりね、
「アメリカがクシャミするとカナダは風邪を引く」
って言われるくらい、
否応なしに近くて緊密な関係なので、
こうした利便性を計っているんですよね。
日本の方でも、
日加往復にアメリカのどこかを経由したら、
カナダからの帰国便では
このアメリカ入国体験をすることになります。
面白い経験になるかもしれませんよ😄

スポンサーサイト