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カナダからあちこちへ旅行を計画する時、
私はいつも日本の旅行ガイドブックを使います。

この間お世話になったのはこれ↓

ガイドブック


ここで売っているガイドブックは
押しなべて「読み物」。

写真や地図などの実用的な情報が
あまりありません。


そこへいくと日本のガイドブックには、
目的地がどんなところか、
何があるのか、何をできるのかなどが、
たくさんの写真のおかげで
読むだけでなく「見て理解」
できます。


さらにおおまかな地図、細かな地図
ついているので、
時間と距離、方便などを吟味して計画する
にも大いに役立ちます。




さて、今計画している日本行きでは、
主人が「九州へ行きたい」と言い出しましてね


例によって、「九州」とは言うけれど、
九州のどこへ行きたいとか
何が見たいとかという
具体的なことは何も言わない主人
旅行プランを丸投げされた私


いくら元日本人とはいっても、
九州は、昔々にたった一度仕事で福岡へ行ったきりだし、
当時お客様にお世話した旅行内容などあまり憶えてないし、
思い出したってだいたい古すぎで役立たずです。


ここはまた、日本のガイドブックに頼るしかありません。

九州ガイドブック

最新のものを選びました。

これらの大型ガイドブックになると、
読むところがすごく少ないですね。
写真や図解が所狭しと詰め込まれています。

ホントに「見れば解る👍」


各県それぞれの観光スポットを4~5カ所ピックアップ、
名所を効率よく回れる観光モデルコースも出ています。

観光地間の移動時間や観光地での所用時間も、
各地の見所とともに書かれているので、
至れり尽くせり大助かり😄です。



が、いかんせん九州は広い
各県の持つ観光名所が多いです。
(九州に限ったことではありませんけど・・・)


主人の「九州行きたい」なんていう
あまりにも大雑把な要求に
真面目に応えよう
としたら、

さらに、日本で運転はしないので、
公共交通機関を使って九州を網羅しようとすると、

優に半月はかかりそう🙄です。


今回九州旅行に使える時間は
長く見積もっても6泊7日


九州全県を巡るのは到底無理なので、
一部に絞らなくてはなりません

「さて、どこらで区切りをつけたものか・・・?🤔」


ガイドブックを参考にすればするほど、
「どの県のどの名所も欠かせないじゃないかー!」😭



はぁ・・・、悩んでおります・・・😟





九州名所

良いアイデアをお持ちの方、どうぞお助けくださいませ🙇‍♀️







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2023.03.25 Sat l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
主人と二人で、ほぼ3年ぶりに
映画館へ足を運びました。

観たのは「アバター ザ・ウェイ・オブ・ウォーター」

アバター ポスター


昨年11月頃から、
テレビで頻繁に流れたコマーシャル映像
水と戯れる場面が美しく迫力もあり、
前作「アバター」が面白かったのもあって
ぜひ観たいと思っていました。


気になっていたのは3時間以上という長さ

近頃年取ったせいか、
長い映画は興味が続かず、
途中で退屈するか疲れて
しまいます。

公開当初に観た次男は、
「劇場に入る前にトイレ行っといた方がいいよ」
なんて心配もしてくれましてね😅



そんなこんな、少し構えて入った訳ですが・・・


どっこも退屈しなかったです。
間延びしたシーンがまるでなくて、
ずっとドキドキわくわくハラハラが続きます。
トイレに行きたくなるヒマさえなかった🤣)


テレビCMで観たとおり、
絵面がホントにきれいでした。

本物の南国の海のような色といい、
水中を動き回る生きものたちといい、
マングローブのような林や白い砂浜といい、

海大好き、ビーチリゾート大好きな私は
「こんな場所があったら絶対行くっ❗😍」
って思いましたね。



物語は前作から続いて、
人間がパンドラにやってくることから始まります。

違うのは、
パンドラに留まったジェイクの命を狙う
「アイツ」がその中にいる
こと。



前作でも思ったのですが、

土着民をためらいなく殺めたり、
彼らの住む森や住居を焼き払ったり、
障害になるものは蹂躙する・・・


「アバター」を観ていると
人間の傲慢、強欲を見事に描いている
と感じます。


残念ながら、そこは娯楽映画なので、
さほど実社会に訴える力がありませんが




話は変わりますが、
この映画、やっぱりキャメロン。
終わりに近くなると
「タイタニック」を彷彿とさせる場面がたくさん
です。

そうあってもおかしくない展開ではあったけれど、
あちらこちらにそっくりなシーンが出て来て、
ちょぉっと二番煎じっぽかったかなぁ~😄





数本の予告編で始まり、
本編がすっかり終わって出てきたら、
3時間47分経っていました。

やっぱ長いわぁ~😩


絶対に続きがありそうなので、
キャメロンさんよ、頼むから、
次作は3時間以内に納めてください







2023.02.05 Sun l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
昨年末に映画専門チャンネルで
007映画のマラソンを放送していました。

第一作目の「Dr. No」から「Die Another Day」までだったかな。
俳優さんで言うと、
ショーン・コネリーからピアース・ブロスナンまでです。


昨今のようなハイテクのなかった時代
007はいくつもの奇想天外な道具や乗物で
毎作観客を魅了した
ものでした。

それがどんなものだったのか、
ほとんど忘れていたので、
中でも古い方である
ショーン・コネリーとロジャー・ムーアの作品を録画して
時間があるときに1作ずつ観てきました。



果たして007の使うあれこれの道具は、
「よくまぁこれで生き延びてきたね」
と思うもの
もあれば、
今でも使えそうなものもあり、
ローテク時代のハイテクは
発想も編み出した道具もユニークで面白い





その中で、道具ではないけれど
ちょっとしたジェネレーション・ギャップだったのは、

日本が舞台の「007は二度死ぬ」の冒頭に、
「この映画はオリジナルのままなので、
現在では不適切な表現も含まれています」

という注意書きが流れたこと。


もともと007映画は
言葉遣いは悪くないし、
やたら裸が出てくるわけでもなく
ちょっと暴力場面がありますよ程度
のPG指定。
「不適切」というものはないはずだけど???



観ていたら納得しました。

丹波哲郎さん演じる田中
ボンドを温泉(?)に誘って言った、
「日本では男性が一番重要。
女性はいつでも二番なのです。」


田中とボンドそれぞれに
ビキニ姿の女三助が三人ついて、
うやうやしく艶めかしく
彼らの腕や背中を洗い流すシーン
でした。


当時(1967年)は、
西洋人の持つ日本女性のイメージ
がこうで、
「女性をないがしろにしている」とか
「男尊女卑はなはだしい」とか
騒がれる時代ではありませんでした
からね。

今の世の中はそうではないから、
お断りを流す必要があるという訳ですね。


ポスター

ポスターがこれだもんなぁ・・・

悪者の影もアクションのかけらも描かれてない。
映画の内容がからっきし見えてこないっつの🤣




それでも、55~6年前の日本の様子
まだ高層ビルが少なく平坦な街並みだった東京や、
木造家屋が砂浜近くにも立ち並ぶ漁村の風景は、
まるで別の国を見ているようで面白かったです。


先日書いた
カルガリーで撮影されたドラマじゃないけれど、
007の活躍や物語そっちのけで、
昔の日本を貪ってしまった
のも本当です。
年取った証拠だわ~😅)





その一作前の「サンダーボール作戦」は、
バハマ諸島が舞台でした。

58年前のナッソーの目抜き通りは、
今も同じ広さで似たようなアーケードのままだけど、
街を外れて緑が鬱蒼とした海岸沿いの道路は、
今では時折リゾートや企業の建物が見え隠れして、
様変わりがはっきりと見て取れます


ボンドが敵地に潜入するシーンには
アトランティスになる前の土地が映っていて、
「あ、あそこだ!」
主人と騒いでしまいました~😆

アトランティスになる前


今、そのままアトランティスの一部です(が立入禁止エリア)。

アトランティス内



ボンド映画はどれも面白いけれど、
こうして昔を振り返る楽しみ方も含めて、
未だにホントの娯楽映画だと思いました。




次はロジャー・ムーアの007だわ。

live and let die

007のポスターって、フツーこういうデザインよね・・・😁






2023.01.23 Mon l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
The Last of Usというゲームを原作にした
実写ドラマがHBOで始まりました。

ラストオブアス


このロケーションは21年の夏から、
カルガリーやエドモントンなど
アルバータ州のあちこち
で行われ、

市内の誰もが知っている通りや橋を通行止めにして
薄汚れたり蔦がからまる車が置き去りになった
荒廃した街をセット
する様子などが
ニュースでも取り上げられていました。



ゲームを知らない主人と私は、
そうして撮られたドラマで、
カルガリーがどんな風に映っているのか見たくて
テレビの前でじっくり見たのですが、


まだ通行止めになった橋は出て来ないし、
チラッと映った荒れた都会の風景は、
ホントにチラッとだから
カルガリーなのかそれともエドモントンなのか
判別がつけられず

(あるがままに映ってないのだから当然です😅)、

何せゾンビや軍隊から逃げ惑う話だから、
画面の切り替えが早すぎて、
視覚が追いつきません
わ・・・。


とそうして背景ばかり観ていたから、
結局お話がよくわかっていない
というオチもあり・・・😆



一昨日のニュースには、
8か月になる双子の赤ちゃんとお母さんが登場。
ロケ当時3ヶ月未満の赤ちゃんを探していたそうで、
この双子ちゃんが、
シリーズ今季終盤で新生児として登場しますと
話していました。



まだ始まったばかりだから、
これから観ていくうちに
「あ、あそこだ!」「お、あのビルだ!」

が出てくることを期待しています。
「あの赤ちゃんだ!」も見なくっちゃね😄


多分物語の筋は曖昧なままだろうけど~🤣







2023.01.18 Wed l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
カルガリーでは録画したものを観ている朝ドラですが、
先月日本にいた1週間は朝8時にテレビの前で観ていました。


連続テレビ小説らしく展開している「舞いあがれ!」
ツッコミどころは「ちむどんどん」ほどないけれど🤣、
きちんと楽しいドラマだと思って観ています。


ですが、唯一苦手なのがタイトルロール

一枚の紙がヒラヒラ~と舞いながら、
バラモン凧になったり鳥なったりと
姿を変えていくあれ。

その紙に足が付いてるんですよね・・・。

足つき

これが、気持ち悪い
妙にヒトっぽく走ったりするのが、気持ち悪いです。

「ゲゲゲの鬼太郎」のお父さん(目玉親父)とか、
ぬりかべ、一反木綿とかを連想させる
んですわ😰

カルガリーでなら早送りですっ飛ばせるけど、
ホテルのテレビじゃそうはいかない。

流れている数十秒間、毎朝そこだけそっぽ向いてました🤣




舞ちゃんの目指すパイロットは、
私の世代には「男の仕事」でしたけど、
今ではたまにコクピットから女声のアナウンス
聞かれるようになりましたね。

私が飛行機に乗る機会が少ないから
「たまに」なのでしょうが、
女声で「This is your captain,〇〇」と聞こえてくると、
やっぱり「おやまぁ🧡」意表を突かれます。



話は逸れますが、
カルガリーからバンクーバーへ向かう機内で、
私の隣に座ったのは
エア・カナダの若いイケメンパイロットでした。
バンクーバーからカルガリーへ飛ぶための
デッドヘッド・フライトだと言ってました。

へ?わざわざバンクーバーまで乗ってくんですか?

「そういうこともあるんですよ😁✨」

まっ白で歯並びの良い笑顔に
おばちゃん、ズキューン💘 お~ぃ❗🤣)




もとい。

「舞いあがれ!」の鬼教官大河内を演じる
吉川晃司さん
渋~い俳優さんになりましたね。

その昔、リーゼントっぽい髪型とスーツ姿
プレスリーかボウイかみたいに腰振ったりしながら、
歌っていたアイドルとは思えない😆



いつだったか池井戸潤原作のドラマでも、
底意地悪そうに出てきながら、
「な~んだ、イイやつだったじゃ~ん」な役柄

しっかりキメていて驚いたのですが、

いやぁ、今回も鬼のようで鬼ではないオーラを
ジワジワと放っていてイイやつ
やってますね。

私は今の吉川晃司が醸し出す重厚さ、好きです🧡




パイロットの「世界を飛び回る華やかなイメージ」が、
長い時間をかけた努力と知識の上に成り立っていることを
「舞いあがれ!」で見るにつけ、

あんなに頑張って飛べるようになるのだから、
もてはやされてもしょうがないよなぁ~💕
と思うようになりました。



さて、来年3月の最終回までに、
舞ちゃんは、どんな機種を操縦して
どこまで飛んでいくのでしょうね~


楽しみです。






2022.12.13 Tue l 映画・テレビ・音楽・本 l コメント (2) トラックバック (0) l top