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またトルコの入管スタンプ翻訳の依頼が入りました。

今回はイラク人のパスポートで、
陸路でトルコ入りしたものですが、
やっぱり「押してありゃいいじゃん!」
もう笑いが止まらないくらい!

だって入国時のスタンプなんか、
日付以外な~んにも読めないんだもん。

出国の方も日付に加えて
「国境」と「トルコ共和国」は読めるけど、
肝心の「どこの国境から出てったのかは
判読不能・・・。

ホントに、こんなんでいいのかしらねぇ。




さて、トルコのいい加減なスタンプの話は置いといて・・・。



このパスポートに記載された
トルコのビザの発行地が、
タイトルにも書いたように私の目を引きました。

Mosul・・・モスルのトルコ領事館とあったのです。


近頃鳴りを潜めているイスラム国が、
4年前に攻撃し占領した挙句、
去年イラク軍が奪還するまで、

イスラム国による極悪非道な行為と
イラク軍の攻撃のはざまで苦しんだ
イラクでもバグダッドに次ぐ都市
です。



このパスポートは
イスラム国が占領する1年ほど前に発行されたもの
と思われますが、

押されてあるいくつもの出入国スタンプから察するに、
発行されてから1年半ほどの間に、
トルコを数回訪れ(たか、通過して)
最後はレバノンのスタンプで終わっていました。


そこからどんな軌跡があったのかは知りえませんが、
多分、イスラム国が占領する前に、
イラクを出てカナダへ到着
したのでしょう。
そして今、カナダの市民権を取るための
準備をしているところ
なのです。


この人がずっとモスルに暮らしていたら、
命を落とすことがあったかもしれない
と思うと、
無事にカナダに来られて良かったね
・・・と思います。




カナダへ移住してくる人々には、
それぞれ様々な理由や背景がありますが、
それが経済的なことであれ、
危険から逃れることであれ、
目的はただ1つ、幸せになることじゃないでしょうか。


カナダも移民、特に難民の受け入れには
賛否両論があります。
器から溢れてしまった難民をどうしたら良いかは、
難しい問題です。


少なくともすでに受け入れた人々には、
「カナダに来られて良かった」と思えるような、
安らいだ生活を手に入れて欲しいと思います。

甘ちゃんな考えかもしれませんけどね・・・。





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2018.09.19 Wed l 日本・世界の出来事 l コメント (2) トラックバック (0) l top
午前中、先日亡くなった
米国上院議員ジョン・マケイン氏
葬儀を見ていました。




昨年、血栓手術の痕も生々しい姿で議会に復帰し、
共和党員でありながら、トランプに反旗を翻すように、
オバマケア撤廃を阻止する一票を投じた姿
を見たとき、
「こんな政治家がいるのか!」と驚きました。

それまで政治家というものは、
自分が所属する政党に常に忠実であるものだと
思っていたからです。





少し前にHBOのドキュメンタリー映画
「ジョン・マケイン:誰がために鐘はなる
(John McCain: For Whom The Bell Tolls)

を見ました。


いたって普通の伝記モノの体裁ですが、
マケイン氏清廉潔白なわけでもなく、
普通に人間臭くてズルい人である
のも、
正直な人柄で不誠実さを嫌い、
真っ向から立ち向かう分対立することも多く、
成功もすれば失敗もし、
決して同じ所に留まらない人である
ことも
余すところなく描かれています。


良い時も悪い時も、自分自身と周囲の全てを糧にして、
アメリカとその国民のために働いてきた人だということが、
とてもよく解る映画でした。



この映画見ると、
トランプがどれほど薄っぺらでこすからく
口先だけの小物に見える
ことか・・・(笑)。




葬儀の参列者を見ていても、
マケイン氏がいかに超党派だったか、
いかに誰からも信頼された人だったかが歴然でした。



この人が大統領になっていたら、
アメリカはどう変わっていただろう?






なんてことに思い至ったとき、

今のカナダを変えたいと思ったら、
候補者をきちんと吟味して
投票しなくちゃダメ
だな・・・と。



最近では政党から政党へと
簡単に鞍替えする政治家も多い上、
鞍替えして当選できないと
さっさと政治家を辞めて
コメンテーターなんかしてるのもいるし。



結果的に政党を選ぶ選挙法ですから、
選挙運動中の候補者演説などでぶってくる、
政党それぞれの政策や方針が
より自分の考えに近い人に投票しがち
ですが、

できる限り候補者個人の経歴や人となりを
自分でも調べて、
政党に囚われずに国民(市民・州民)のために
尽力してくれる人を選びたい


と、マケイン氏の功績と人生を垣間見て
感じました。




アメリカは、本当に惜しい人材を失くしましたね。


マケイン氏のご冥福をお祈りします






2018.09.01 Sat l 日本・世界の出来事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日ニュースを見ていたら、

アメリカのどこかの空港の
顔認証システムを導入した入管で、

偽造パスポートで入国しようとした男性が、
パスポートの顔写真
顔認証システムのものが一致せず、
お縄頂戴になったという話がありました。


偽造パスポートだって本人の顔写真なのに、
顔認証システムと照らし合わせると、バレる・・・。
どこがどう違って見えるのか、不思議です。




一緒にそのニュースを見ていた息子たちが、

「オレらなんかどうよ?」


息子ら、3歳違うんですが、
親でも見間違えるくらいそっくりです。
(こんなん書きました~。そっくりな二人とか紛らわしい2人←別ウィンドウで開きます)

彼らのパスポートの顔写真も、
推して知るべしでそっくり!
2人の取り違えても(まだやったことないけど)、
多分入国管理官は判別つかないと思います。

だから、「どうよ?」って(笑)。




そうやって考えると、ですよ。
世の正真正銘の一卵性双生児さんたちなど、
どうなんでしょうか?

機械はちゃんとそれぞれの違いを
識別できるのかしら?
と思います。


とりあえず今回は不法入国者を事前に捕まえられたので、
他にそっくりな身内がいない個人には、
間違いなく有効なシステム
だということが
証明されましたね。



もうジェームズ・ボンドもジェイソン・ボーンも、
いくつもの国のパスポートを使い分けて
諜報活動したり悪者やっつけたりは、
できなくなるってことですね~(笑)。





あ・・・、もう1つ気になることが。

私の現行のパスポート、
まだかなり先まで有効なんですが、

失効する数年後には、
顔の皺やら頬の垂れ具合やらが
絶対に顔写真とは違ってくるはず


顔認証で引っ掛かったりしないのかなぁ?って。

どうしよう、別室に連れて行かれたら、
「パスポートの写真はシニア前、この顔はシニア後!」
とでも言わにゃならんか・・・。






2018.08.26 Sun l 日本・世界の出来事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
・・・って、はぃ? 何ですか?


ネットで見つけたんですけどね。


プレミアム・フライデーが、
政府の期待していたような結果が出てないから、
今度は月末の金曜日の時短分、
月曜日の午前中を休もう
って話らしいですが、

何、それ?



確かに、月曜日ってのは
「あ~あ、週末終わっちゃったよ・・・」
「また一週間が始まるのかぁ~・・・」
と、ただでさえイマイチ気分は盛り上がらない


でもねぇ、だからって
「金曜日の分なんだからさ~」
一週間の始まりを半日遅らせたところで、
月曜日は月曜日
あとに続く金曜日までの憂鬱を
払拭できる訳でなし・・・。



それにね、月末の月曜日っていうのは、
土・日が休みだったからこそ、
次の月に持ち越すことなく
するべきことやしておきたいこと、
連絡でも書類作成でも何でも、
いろいろとある
わけで、
(ほら、病院や銀行なんか月曜日混むみたいに)

とりかかるのが半日ズレると
雪崩方式にどんどんズレかねない。

あるいはズラさないために、
その月曜日には普段以上に残業しなくちゃ・・・
なんてことにもなりかねない。


外国と取引のある会社なんて、
時差があるだけだって面倒なのに、
その上半日仕事が動かなかったら・・・



きっと政府がどうこう言ったって、
また浸透するはずもないでしょう。





結局さ、こんな中途半端
付け焼刃みたいなこと言い出して、
実行ができるのって、
「お役所」だけ
なのよね。


お役所が率先して実践すれば、
一般も後に続きやすいとでも思ってます?


まさかそんなに甘いこと考えてないよね?
え?考えてんの?

一般企業はそんな悠長なことしてたら、
歯車回んないのよっ!
だからプレミアム・フライデーだって
機能してないじゃないの。




お役所仕事ってこういうこと
常識がないってこと。
国民のこと考えてるらしいけど、
あまりにも浅薄で熟考してないってこと。


そのお役所が勝手に月曜日半休して、
迷惑被る人もいると思うけど、
そこまでだって考えてない
よね、絶対。




思うんですけど、
月曜日って世界中どこへ行っても、
日曜日の次でかったるい日じゃありません?

英語でだって「Blue Monday」とか言います。
誰だって楽しかった週末から、
現実に引き戻される月曜日は憂鬱なんです。


金曜日に数時間仕事が上がれる方が、
なんぼか理に適っているとは思いますが、

それができなかったからって、
月曜日に半休振替したところで
ブルーシャイニングになんかなるもんかーーーっ!







こっちには容易くなれそう↓(爆)

シャイニング




ちょっとちょっと、日本の経済産業省さんよ
ボーッと仕事してんじゃねーよっ!!
(↑チコちゃん風に読んでください)






2018.07.30 Mon l 日本・世界の出来事 l コメント (2) トラックバック (0) l top
今日、ネットのニュースを拾い読みしていたら、
ワールド・カップに出場している
二重(多重)国籍の選手たちを取り上げて、
「W杯が浮き彫りにする日本の国籍放棄問題
というコラムがありました。



そのコラムにも書いてあったのですが、
「日本人の親元に海外で生まれた子供は、
22歳二重(多重)国籍から選択を迫られる」

のです。


問題はここ↓
「22歳で選択」

そんなに単純な話じゃないんですわ、これが。




実際には選択させてもらえなかったんですよ、
ウチの息子らは・・・。



私たち家族が4人揃って
カナダ国籍を取得したのは2004年。




で、ですね、カナダ国籍を取った年に、
息子らの日本のパスポートが期限切れになり、
更新するために日本領事館へ行ったんです。


そうしたら窓口で、
「カナダ国籍を取ったのなら、
日本国籍は剥奪されますから、
パスポートの更新もできません。」


そう言われました。



え?でも、私の知る限り、
子供たちは22歳で自分で国籍を選択するまでは、
多重国籍を認められてるのではありませんか?



「いいえ、カナダ国籍を取得した時点で、
お子さんは日本国籍を放棄したことになります。」





そんなのって、ありだと思いますか?




私が在イスタンブル(トルコ)日本領事館で、
息子らの出生届を出したときに
そこでもらったパンフレットには、
「子供は18歳以上22歳までの4年間に、
国籍を選択しなくてはならない」

と書かれていました。

「子供は」なんですよ。
親の国籍選択がうんぬんなんて、
どこにも書かれてなくて、
「子供は」

私には
「子供が自分の意思を反映して
22歳までに国籍を選択すれば良い」

という風に読み取れました。



だから、私は言いましたよ。

私は日本国籍を剥奪されることを承知で、
自分の意志でカナダ国籍を取りましたが、
息子らはまだ9歳と12歳ですから、
自由意志も何もなく、
親の選択に従わざるを得なかった
んです。

それなのに、日本は息子らの選択する権利を
親のせいにして奪ってしまうんですか?




お役所って、在外公館も同じね・・・。

「日本の国籍法で決まってますから。」

それでお終いでした。





当の息子らはすっかりカナダ人感覚なので、
たとえ二重(多重)国籍が認められていたとしても、
22歳で選択した国籍はカナダだったと思いますが、

2004年当時の私は、
しばらくの間どうにも怒りが収まらなかったです(苦笑)。


せめてあの時のパンフレットに、
「ただし親が日本国籍を放棄した場合は、
子供も22歳を待たずに
日本国籍を放棄したとみなす」

くらい書いといてくれりゃよかったのに・・・。


それでも、今ひとつ納得できないけどね、私ゃ。



というわけで、それ以来、
私はカナダ人、夫と息子らはカナダ人でトルコ人。
日本は100%外国になりました・・・。



そんな経験があるので、
二重(多重)国籍国籍放棄(剥奪)問題には、
ちょっと絡みたくなるのです。

日本の国籍法は、ホント、いじわる!





2018.07.09 Mon l 日本・世界の出来事 l コメント (0) トラックバック (0) l top